ミ來週報2021-31

鈴木晴香さんの第2歌集『心がめあて』の刊行記念イベントがあり、相手が木下さんだったのと、筒井さんのgucaを以前読んでいたのもあってオンラインで見ることにする。冒頭に「無関係」と断言されるだけのことはあるという感じの噛み合わないリズムでトークが進んでいくのが逆におもしろかった。いったい鈴木さんと木下さんはこれまでにどういう場で会っていたのだろうか。聞けばよかった。質問があとになってどんどん湧いてくるということはよくある、そのときには思いつかないのだが。ついでにイベントの途中で落ち込みはじめた木下さんを応援してあげればよかった。

結局2人の関係は「短歌ください仲間」ということでお茶を濁されたと思うけど、ともかくそこで投稿テーマの話題になり、「ぎりぎりアウトくらいを攻めるのがよい」という点で2人は一致していた。問題はどうやってそこにたどり着くかなのだろう。連想の橋を渡ったらすぐさまその橋を落として次の島へ向かうことを繰り返すか、テーマの庭中で悶々としながら流れ星が落ちてくるのをひたすら待つか。言うは易しだが簡単には届かない。

Twitterではフリートの機能がサービス終了直前になって俄然盛り上がる。閉店するデパートや閉園する遊園地みたいなことはWebサービスの中でも起きるのだなと思った。Twitterだからなのかもしれないが。

---------------------------------------------------------

ロボットにさよならを言う ロボットは「さようなら」ってきれいに返す


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?