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【分量完備】秋から冬の中華料理50選

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秋と冬が旬の食材を使った本格中華料理レシピ集です。レシピは単体でも買えますが、マガジンだと1本あたり20円未満と大変お得です!
本場で知った味をそのままに、素人でも作れるシンプルな料理を厳選しています。化学調味料や鶏ガラスープ… もっと詳しく
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2023年2月の記事一覧

おうちで中華 - 蠔煎蛋(海南島式・牡蠣の卵焼き)

今回ご紹介するのは、海南島の港町で知った海鮮料理。中国南方でよく獲れる小ぶりの牡蠣をたっぷり使った蠔煎蛋(海南島式・牡蠣の卵焼き)だ。 牡蠣と卵というと、福建や台湾で人気の蚵仔煎(オアジェン)を思い出す人も多いと思う。僕も大好きだが、あれは材料的にも技術的にも少しハードルが高いので、より簡単で、美味しさは引けを取らないこちらを推す次第。 蠔煎蛋 蚝煎蛋 háojiāndàn福建や台湾の蚵仔煎(オアジェン)は、先に牡蠣を鉄板で焼き付けたあと、卵液を注いでオムレツ状に仕上げて

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おうちで中華 - 芥末菠菜(北京式ほうれん草の辛子和え)

まだまだほうれん草が美味しい季節なので、今日は芥末菠菜(ほうれん草の辛子和え)をご紹介したい。 中国全土を見回しても芥子を使う中華料理は多くはないが、北京では比較的よく見かける。この料理も冷菜の定番で、羊肉しゃぶしゃぶを喰らう時などの箸休めとして、よく頼んでいた懐かしのひと皿だ。 芥末菠菜 jièmò bōcàiサッと茹でたほうれん草と辛子ダレで和える。ほうれん草の緑と千切り人参のオレンジの対比が目に鮮やかで、地味ながらも小粋な仕上がりだ。 ツーンとした辛味が実に良いア

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おうちで中華 - 醤蘿蔔(大根の醤油漬け)

今日の料理は、冬の定番・醤蘿蔔(大根の醤油漬け)。江南地方を中心に、中国各地で食べられている冷菜だ。中国だとレストランの小菜(お通し)でよく出るので、ご存知の方も多いのではないだろうか。 醤蘿蔔 酱萝卜 jiàng luóbo皮つきの大根に塩をして水気を出し、漬け汁に入れて一晩置く。 小気味良い食感と甘辛酸っぱい味わい。唐辛子の辛味が良いアクセントだ。 優秀な箸休めで、酒のお供にもご飯の友にも。地味だけどクセになる味だ。 まあ、日本の大根のポリポリ漬けと同じようなもの

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おうちで中華 - 涼拌紅芯蘿蔔皮(紅芯大根の皮の冷菜)

日本でも最近見かけるようになった中国野菜の紅芯大根。前回採り上げたときは、涼拌心里美絲(千切り紅芯大根の冷菜)という、紅芯大根の皮を剥いて使う色鮮やかな料理をご紹介した。 そのとき、「皮は他の料理に使うから捨てないで」と書いたのだが、その皮を使う料理が、本日ご紹介する涼拌紅芯蘿蔔皮(紅芯大根の皮の冷菜)だ。 涼拌紅心蘿蔔皮 凉拌红心萝卜皮 liángbàn hóngxīn luóbopí紅芯大根の皮は、ピリリとした辛味に特徴がある。その辛味にニンニクの風味と油や醤油ダレの

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