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365日美味しい中華料理20選vol.2

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季節を問わず楽しめるお役立ち中華料理レシピが20本入ってます。レシピは単体でも買えますが、マガジンだと1本50円未満と大変お得です!
本場で知った味をそのままに、素人でも作れるシンプルな料理を厳選しています。化学調味料や鶏ガラスープ…
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#酒徒厨房

おうちで中華マガジン - 365日美味しい中華料理20選vol.2

新マガジン発売です!ご好評を頂いた昨年の20選に続いて、今回も季節を問わず楽しめる定番の中華料理レシピを20本お届けします。前菜から主食まで多彩なラインナップですので、皆さまの食卓の常連になれる料理があれば、嬉しいです。 お求めは、👆👆👆から!! マガジンの初期価格は、ビール一杯のイメージで500円とさせてもらいました。初期ご購入特典として、最初の236部まではこのお値段です。その後は、売れ行きに伴って通常価格の980円まで調整します。早く買ってくださった方が確実に得をす

365日美味しい中華料理20選vol.2 - 目次

種類別に目次にしました。料理名からレシピのリンクへ飛べます。 涼菜(冷菜)黄豆拌青菜(大豆と青菜の冷菜) 芥末木耳(キクラゲの辛子だれ) 腐竹拌西芹(湯葉とセロリの冷菜) 涼拌干豆腐絲(千切り押し豆腐の冷菜) 酸辣蕨根粉(わらび粉春雨の冷菜) 老醋花生米(揚げピーナッツの黒酢和え) 糖醋排骨(豚スペアリブの甘酢揚げ) 炒菜・炸菜(炒めもの・揚げもの)炒鶏(鶏肉炒め) 滑溜鶏片(鶏むね肉のとろみ炒め) 臘肉炒蛋(中華ベーコンと卵の炒めもの) 燉菜(煮もの)白油豆腐(四川式

おうちで中華 - 肉末蒸蛋(豚ひき肉の中華茶碗蒸し)

本日は、手間いらずの最強茶碗蒸しをご紹介。だし汁もいらない。卵液を濾す必要もない。あれこれ材料を切る手間もない。それでいて異様に旨い、肉末蒸蛋(豚ひき肉の中華茶碗蒸し)だ。 肉末蒸蛋 ròumò zhēng dàn中国では誰もが知る定番の家庭料理だ。僕は我が家にちょくちょく来ていた安徽省出身のおばちゃんに教わった。 下味を付けた豚ひき肉と卵をよく溶いて蒸すだけという簡単さ。スが入っても気にしないおおらかさ。「家庭料理は、簡単で美味しいのが一番」という透徹した哲学が感じられ

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おうちで中華 - 黄豆拌青菜(大豆と青菜の冷菜)

今さらではあるが、僕がnoteで紹介している中華料理は、「ハレ」と「ケ」でいうなら「ケ」の料理がほとんど。高級店では出てこないし、プロのレシピ本に載ることもない。でも、中国の家庭や食堂で親しまれている料理だ。 今日の料理も、そんな「ケ」の料理のひとつ。黄豆拌青菜(大豆と青菜の冷菜)だ。 黄豆拌青菜 huángdòu bàn qīngcàiサッと茹でて刻んだ青菜(青梗菜や小松菜)と大豆を和えるだけなので、地味極まりない。 しかし、シャキッとした青菜と大豆との相性が素晴らし

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おうちで中華 - 香菇蒸肉末(椎茸の肉詰め蒸し)

我が家の食卓には、上海在住時代に安徽省出身のおばちゃんが作ってくれた料理がたくさん反映されている。今日の料理も、そう。香菇蒸肉末(椎茸の肉詰め蒸し)だ。 香菇蒸肉末 xiānggū zhēng ròumòたくさんの香味野菜を混ぜ込んだ豚ひき肉餡を椎茸のかさに詰めて、蒸しあげたものだ。田舎の家庭料理のわりには、見た目に華がある。 味は、言うまでもなく美味しい。熱々をかじればジューシーな旨味が口一杯に広がり、ミチミチしたひき肉とシャキッとした香味野菜の競演が始まる。 椎茸か

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おうちで中華 - 白油豆腐(四川式・豚ひき肉と豆腐の炒め煮)

四川料理といえば、皆さん強烈な「麻辣」味を思い起こすことと思うが、そればかりではない。むしろ全く辛味のない料理も存在する。 今日の白油豆腐(四川式・豚ひき肉と豆腐の炒め煮)は、その象徴だ。真っ白く仕上げるから、白油豆腐。下の写真をご覧あれ。とても麻婆豆腐を生んだ省と同じ省の料理とは思えない。だが、これが旨いのだ。 白油豆腐 báiyóu dòufu豚ひき肉を炒めてから、豆腐を加えて煮る。味付けは塩だけで、豆腐とひき肉の味わいをシンプルに楽しむ。 豚ひき肉を炒めるのにラー

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おうちで中華 - 陽春麺(中華かけそば・汁そば)

今日の料理は、中国の江南地方でよく食べられている陽春麺(中華かけそば・汁そば)。ご覧の通り、具は青葱だけのかけそばだ。塩味すら薄いあっさりスープに、コシを重視しない柔らかなストレート麺が沈む。 陽春麺 阳春面 yángchūn miàn最もシンプルな麺なので、家庭でも乾麺を使って気軽に作る。スープも至ってお手軽。ベースはお湯と鶏精(鶏ガラスープの素)だけで済ませる人も多いくらいで、鶏や豚の茹で汁があれば十分上等だ。ただ、本場の味わいにするには欠かせないものがある。そこはレシ

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おうちで中華 - 炒鶏(鶏肉炒め)

炒鶏(鶏肉炒め)というシンプル極まりない料理がある。 中国の農村で、そこらを歩いている鶏をつかまえてさばき、中華包丁で骨ごとぶつ切りにして、下味も付けずにそのまま炒めるのだ。 炒めた鶏は、巨大な平皿にドサッと盛る。野趣満点。日本じゃ活きた鶏をつかまえてくるのは難しいけど、ああいう豪快な料理を作りたい。 炒鶏 炒鸡 chǎo jī炒鶏の味付けは地方によって様々だが、昔、広西チワン族自治区の片田舎・玉林で食べたやつがむちゃむちゃ旨かったので、今回はそれを作る。 花生油(ピー

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おうちで中華 - 客家干蒸肉(客家式豚バラ肉の蒸しもの)

今日の料理は、客家(ハッカ)料理。昔、福建省南部に客家の土楼を見に行った際、アモイで食べて気に入った料理をご紹介する。 客家干蒸肉(客家式豚バラ肉の蒸しもの)だ。 客家干蒸肉 kèjiā gānzhēng ròu豚バラ肉に下味を付けて粉をまぶして蒸すだけの、素朴な料理である。 中国では、このように素材に何らかの粉をまぶして蒸す料理がたくさんある。粉をまぶすことで素材の旨味が外に流れず、ジューシーに蒸し上がるからだろう。 この料理の場合、まぶす粉には地瓜粉(タピオカスタ

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おうちで中華 - 涼拌干豆腐絲(千切り押し豆腐の冷菜)

中国にいたことがある人ならきっとみんな大好きな干豆腐絲(千切り押し豆腐)。ただ、現地では二束三文なのに、日本だと冷凍品のくせにやたら高いので、家で使うのは諦めていた。 だが、最近は日本でもダイエット食として注目を浴びているようで、そのお陰か、一部のスーパーでは国産の干豆腐絲を見かけるようになった。まだお値段は高めだけど、とても嬉しい。 ということで、今日の料理は涼拌干豆腐絲(千切り押し豆腐の冷菜)。干豆腐絲を使う料理の中でも、最もポピュラーなものだ。 涼拌干豆腐絲 凉拌

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おうちで中華 - 糖醋排骨(豚スペアリブの甘酢揚げ)

今日の料理は、我が愛しの糖醋排骨(豚スペアリブの甘酢揚げ)。およそ上海料理を名乗る店でこの料理を出さない店はないくらいの定番なので、上海在住時はこの料理を初めての店のレベルを測る試金石にしていたほどだ。だから、「中国全省食巡り」の上海篇でも、真っ先にこの料理を採り上げた。 見た目が真っ茶色で地味なので、写真では旨さが伝わりにくいのがもどかしいが、上海料理の中でもマイベスト3に入る料理なので、是非お試しを! 糖醋排骨 tángcù páigǔ油・紹興酒・醤油・砂糖・黒酢を多

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おうちで中華 - 酸辣蕨根粉(わらび粉春雨の冷菜)

蕨根粉(わらび粉春雨)をご存知だろうか。わらびの根っこから採ったでん粉を麺状にし、乾燥させたものだ。言わばわらび粉の春雨で、茹で戻してから流水で冷やすと、プリプリになる。 ご存知の方は、きっと「大好物!」と言うことだろう。そう、蕨根粉はむちゃむちゃ旨いのだ。 最近はわずかながら日本でも流通しているようなので、もっと流通しますように!という願いを込めて、蕨根粉を使った最もメジャーな激ウマ&お手軽料理をご紹介しておく。 酸辣蕨根粉(わらび粉春雨の冷菜)だ。 酸辣蕨根粉 

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おうちで中華 - 老醋花生米(揚げピーナッツの黒酢和え)

中国で何度か食事をしたことがある人なら、恐らく誰もが知っているはずの油炸花生米(カリカリ揚げピーナッツ)。今日の料理は、その発展版だ。 かつて中国北方へ出張するたびに宴席で出てきた老醋花生米(揚げピーナッツの黒酢和え)。カリカリピーナッツを黒酢タレと合わせることで、酒のつまみ感が抜群に高まるのだ。 老醋花生米 lǎocù huāshēngmǐ現地だと「こんなの絶対食べ切れないだろ」という量で出てくるが(笑)、自分で作るなら写真の量くらいが適量。但し、味は現地と同じに仕上

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おうちで中華 - 腐竹拌西芹(湯葉とセロリの冷菜)

今日は、昔からの我が家の定番をご紹介しよう。日常的にも作るが、我が家で宴会をやるときにも大抵作る。なぜなら、下酒菜だから。下酒菜とは、酒が進む料理のこと。要は、優れた酒肴なのである。 とはいえ、酒を飲まない人もご心配なく。酒飲みにとっての「優れた酒肴」は、下戸にとっての「美味しい前菜」だ。絶対気に入ってもらえると思う。 腐竹拌西芹 fǔzhú bàn xīqínということで、腐竹拌西芹(湯葉とセロリの冷菜)。江南地方の料理だ。 用いる材料は、腐竹(中国湯葉)とセロリ。地

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