見出し画像

「難民申請者」というレイヤーで働く外国人労働者についての研修を通して


このnoteを見ていただいている皆様

こんにちは。はじめまして。

 弊社リフト株式会社に興味をお持ちいただいて見ていただいている方
難民や外国人というテーマに、関連して見ていただいている方
様々な方がいらっしゃると思いますが、noteに書かせていただくのは、
初めてで、ブログなどもあまり書いた経験がありませんので、読みづらい文章かと思いますが、温かい目で見守っていただけると幸いでございます。(また私の主観からの記事になりますので、その点もご了承ください)


 簡単に、リフト株式会社の中での自己紹介をさせていただくと、
千々岩(チヂイワ)と申します。
昨年6月にリフトに中途で入社して、約1年半、外国人労働者のサポートの
業務を行い、面接なども合わせると100人以上の外国人労働者たちと接してきました。

 今年の10月に弊社で東南アジアのベトナムに合弁会社を設立したため、来年からは現地に駐在をする予定で、
「日本を夢見る外国人が日本人と同じように、学び、働くことができ、その結果、周りの日本人たちも幸せになることを実現する」
ということを目指しています。


 今回、WELgee様に弊社まで、御足労いただき、「難民」という一つのレイヤーをトピックスとして、自分の人生、さらには弊社が目指すべき方向性を考える研修をしていただき、せっかくの貴重な研修の機会をいただきましたので、自分の中での解釈をアウトプットとして、残したいという思いで、このnoteを書いています。


 研修で、私の中での一番印象強く残った学びとしては、「難民の方も日本で働きたい思う外国人の方の一部で、法律の制度の問題で他の外国人と多少の違いはあれど、抱えている問題はおおよそ共通しており、私たちが取り組むべきことは変わらないということです。

 研修のなかで、難民申請中の方々からヒアリングした、彼らが抱える問題としては以下のようなものがありました。

「日本に来る前に、日本の情報がなく、日本にきてから制度面のことなどを知った」

「日本語が難しく、日本人とコミュニケーションが取れず、また情報収集も困難」

「日本の会社が、自分たちのビザに関する知識などが十分でなく、雇ってくれる会社を探すのがむずかしい」

「給与が日本人よりも少なく、昇給の交渉も日本語が上手く話せないため、交渉もできない」

こうした問題のひとつひとつを解決していくキーワードとして「情報と教育」に集約されるのではないでしょうか。

 情報と聞くと、昨今メディアは技能実習生や外国人労働者など、よく取り上げてネットやテレビなどで配信していますが、その大半は「ベトナム人実習生が家畜を盗難」「技能実習生を奴隷のように扱う日本企業」「コロナ渦で、解雇され行き場をなくした外国人労働者たち」など、日本人の外国人労働者に対する差別を助長するようなものや、外国人が日本に対してネガティブなイメージをもつようなものばかりで、日本人が外国人労働者に対して、正しく理解するように促すものや、困っている外国人を助けるようなメディアはほとんど存在しません。
 こうした主要メディアのネガティブな報道は、外国人労働者に頼らざるを得なくなっている現在の日本で、日本にとってプラスになるのでしょうか。
逆に日本人に外国人労働者に対する正しい理解を促し、外国人にも日本の正しい情報をつたえ、日本の文化や、労働ということについて正しい知識をもってもらうよう教育していく方が日本にとってプラスなのではないでしょうか。

 また確かに、外国人に対して日本人と賃金の差別をする会社は少なからず現在も存在すると思います。しかしそこで働く外国人の方に、差別なくまっとうに雇用してくれる企業の求人情報を一つでも多く与えられることができれば、彼らの選択肢は広がり、結果として差別する企業が減少することは、日本社会にとって良いことです。


 こうした情報と教育の国内、さらには国外への発信というのが、現在の日本のメディアには十分ではありません。
 この役割を果たし、日本の真の「多文化共生」、「ダイバーシティ&インクルージョン」を実現し、ジャパニーズドリームを夢見て世界中から若者が集まるような日本にすること、それによって、日本の中小企業が、人手不足という理由で倒産することがなくなることが私たちリフトの使命と考え、現在メディアを運営し、今後教育分野にも取り組む私たちならこれを実現できると信じ、日々、業務に取り組んでおります。

もし少しでも共感いただき、一緒に私たちの使命に力添えいただけるという方がいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしております(^^)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?