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ゆっくりと、知り合う

森のようちえん活動を始めて、5年以上が経った。その間に法人化したり、子どもが2人生まれたり、大好きな友だちが遠くに行ってしまったり、大小いろんな出来事が起こったけれど、悩み考えながら続けることができている。

森のようちえんには、市内外からいろんな人が参加してくれている。継続的にきてくれる方もいれば、お仕事の育休中に来てくれる方もいる。家族の転勤をきっかけにした、出会いや別れもある。

仕事復帰や出産で活動から離れても、次の育休や出産、土日のイベントなどで、久々に会えることもある。こうして、大きな縁がぐるぐると巡っていることがうれしい。

時には数カ月、数年と間があくこともあるけれど、ちょっとずつ時間を共有する中で、参加してくれる人のことを知ることができるのは、とても豊かな時間だと改めて思う。

数回会うだけでは、知らなかった、分からなかった一面を時間かけて知っていけることがおもしろく、楽しい。人間は多面的だから。

SNSの投稿では相手とのやりとりを介さず、手のひらでスクロールしながら、比較的短期間に、相手の一面を知ることができる。距離を縮めるまでの時間もそんなにかからないことも多い。

けれど、その人の多面性を知るには、時間やタイミングも必要だ。その時間やタイミングをちゃんと待てる人でありたいと思う。

改めて、こうした縁を大事ながら暮らしていきたい。

\読んでくれてありがとうございます!/ 頂いたサポートは地域の中で使い、ご縁をぐるぐる回していきたいと思います。