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なぜだろうって考える自由さを大切にしたい

娘は4歳児になり、「なんで?」が止まらない。

子育てをしていく過程で私が楽しみにしていた『何にでも何で?っていう時期』真っ盛り。

一足先にママになった友人の話。友人が家を買った際に、息子くんが「家ってなんでできるの?」と母親である友人に尋ねて「最近なんでも何で何で何でって聞いてきて面倒だから『大工さんがトントンしたんだよ』ってザックリ答えたw」という話を大笑いで聞いていた。息子くんは家ができる過程が聞きたかったのか、材料が聞きたかったのか、それとも…。

うちの娘にもそんな時期がついにやってきた

お風呂の鏡がみえなくなるのはなんで?
なんでパパはめがねしてるの?
なんであのおじさんはお花切ってるの?
なんでこの子は泣いてるの?
なんでこれ(シートベルト)するの?
なんで夜がくるの?
なんでマスクするの?

毎日いろんななんで?を聞かせてくれて
理科教員である身の私としては
とても楽しい。
日常生活の中に理科はある。

答えがわからないことは世の中にたくさんある。立場や時代が違えば、正しくない答えになることもある。
自分に余裕があるときは、「**ちゃんはどう思う?」って娘に聞いて、「なんでそうなのかなぁ」と聞く。すると「カラスさんはお母さんに会いたくなったのかな!」とかわいい答えも聞かせてくれる。

大人も子どもも余裕がなくなりがちなので、
意識してこの一見不毛そうなやりとりを楽しみたいと思っているし、大切にしたい。

こどもの「なんで?」にまじめに答えるのもクイズ問題みたいで楽しかったりする。

だいたい答えたり一緒に考えたりするんだけど、最近答えれなかったやりとりはこちら。

娘「車が急にとまったとき私の体がガクンってなるのはなんで?」
私「(これは慣性の法則だね!!)」
私「車が動くとき、**ちゃんの体は遅れて動くの。
車が遅くなると、**ちゃんの体が遅れて動くのが遅くなるの。車がキキーって急にブレーキ踏んだとき、**ちゃんの体はまだ動こうとしてたのにブレーキ踏まれちゃったから、ガクンって、なるんよ」と答えた。
娘「なんで?」
私「…(なんで慣性の法則が存在するのか説明できない…)」
と、ゲームオーバーした。

次こそ攻略してやる〜

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