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合同ゼミを終えて。

こんにちは。昨日ゼミの一大イベントを終えた黒田千裕です。
一大イベントとは6大学8ゼミ合同研究発表会、通称合同ゼミです。今年は神戸学院大学にて対面で行われました。オフラインの環境で発表することは、ゼミに所属して初めてのことだったのでとても緊張しましたが、直接伝わる会場の温度感を感じながら発表できたことは、とてもいい経験になりました。

ということで、今回はこの合同ゼミについて書いていきたいと思います。

プロジェクトの内容

私はゼミでの価値創造デザインプロジェクトにて、アパレルブランド「オールユアーズ」とのプロジェクトを遂行しています。
プロジェクトを進める上で「顧客に商品の魅力をイメージさせる価値提案」をテーマとし、アクティビティシナリオで共犯者が増えるかの検証をしながら活動してます。

そこで、「オールユアーズ×近畿大学」と題して、アクティビティシナリオを使用した物語をnoteで発信することで、オールユアーズが新規顧客と関わる入り口が作れる、ということで現在コンテンツの作成・投稿等に取り組んでいます。

実際に描く物語の登場人物は全員大学生であり、彼らの生活に商品を落とし込んで描き上げることで、私たちプロジェクトメンバーの身近な人たちから、企業や商品に興味や共感を抱いてくれ、より関心が高まってくれるのではないかと考えています。

合同ゼミに向けて

このプロジェクトを起点とした今回の研究の問いが「企業の価値観に共感してくれる新規顧客を獲得するにはどうすればいいか?」というものです。
そこからこの問いに対する先行研究や、それを踏まえての仮説、分析、考察といった項目を順序だてて作り上げていきました。

初めはメンバー4人とも右も左もわからないまま、昨年の先輩を見よう見まねで進めていきました。そもそも私自身”研究”という本質的な部分から考えるものから目を背ける人生を送ってきたので、いつもは何事にも強気で前向きなのに、この時だけなぜか不安な気持ちでいっぱいでした。

ですが、1人のメンバーが1人で研究室に質問に行ったり、資料を集めたりとしてくれていたので、必死に食らいつきながら構成立てていきました。本当に感謝です。

12月に入ると、私たちのチーム以外にも夜遅くまで残って研究を進めるチームが毎週のように増えていき、
合同ゼミ前ラストのゼミでは、正規の時間が始まる前から閉館までずっと缶詰め状態で、作成と最終調整に当たっていました。

みんなで食べた夜ご飯はとてつもなく美味しかったし、人身事故で終電に間に合うかどうかハラハラしながら帰ったことも、合同ゼミがあったからこその思い出です!

発表当日

実はチームメンバーで神戸に前乗りをしていました(笑)
とにかく通し練習と個人練習をギリギリまで重ね、いざ当日。
全27チームが参加し2つの教室に分かれ、各教室1~3位と教員賞を最終的に決めるものになっていました。

発表の順番は5番目と、私たちの中では一番いい順番でした。
たまたま4番目が同じ山縣ゼミの錦城護謨チームだったので、リラックスした状態で聞けて、そのまま発表に向かうことができました。

そして発表の時。
マイクとの距離感と声の大きさを気にしながら発表を心がけていました。
また次に発表する人がスライドの変更やサポートをするという、なんの相談もなく自然と行えていたのでいいチームワークを築けていたのではないかと思いました。

発表を終えて、
①4人とも堂々と、ハキハキと発表できたこと
②20分ほぼぴったりと、タイムマネジメントが上手くできたこと
以上の2点はよかった点になります。発表をするうえで最低限のことは完璧にできていたのではないかと思います。

ですが、
①質問の意図を汲み取れず、見合った答えが返せなかったこと
②最初と最後が繋がっていないこと
大まかですが、以上の2点が反省点になります。

正直よかった点で挙げた2つは「できて当たり前」のことです。
それをできていないチームも見受けられましたが、逆にそれしかできていない気がして、また質疑応答でマイクを最初に持っていたのに、質問がきた途端メンバーに渡してしまった自分自身が悔しくてしかたがないです。

結果発表

結果は、賞は取れませんでした。
どこか期待していた自分もいましたが、「やっぱりな~」と思うと自然に涙が出てきました。
また山縣ゼミ全6チーム中4チームが賞を取っていて、みんながどれだけ頑張っていたかを知っているからこそ嬉しい気持ちの反面、その中に入れなかった悔しさがとてもあります。

でも今回一番悔しかったのが、評価をしてくださった先生方からのコメントです。
ほとんどの先生が「毎年褒めることが多いのですが~」とおっしゃていました。

簡潔に言うと、「今年のレベルは低かった」ということだと解釈しました。
素材をただ並べただけの表面的な発表で、とりあえず仕上げたらいける、という甘さが出ている証拠だと総括をいただきました。

「目の前の研究をやらされていると思っているのではないか?」
この言葉に始めた当初の自分は当てはまっていたかもしれません。そんな思いをして取り組んでいた自分が憎いですが、やるからには最初から最後まで全力で愛を持って取り組むこと、覚悟を持つことの大切さを学ぶことができました。

最後に

今回の合同ゼミの結果を経て、おそらく誰よりも泣いていたのは私だと思います(笑) そろそろ泣き虫認定されようですが、それだけ私自身本気で取り組んできた証拠なのかなと思います。

5月末から始まった「価値創造デザインプロジェクト2021」はこれで終わりではありません。来年2月に成果報告会があります。
あと2ヶ月しかありませんが、この悔しい思いをバネにして最高の集大成となるように、メンバー全員で頑張っていきたいと思います!

昨年のゼミに入りたての10月から約1年2ヶ月。見違えるくらい成長した部分もあると思います。そこは自分で自分を褒めたいです。

でもほんっっっっとに悔しいです。私はこの悔しい立場に立った時の方が燃えます。燃えています。現状に甘んじず、もっともっと高みを目指していきます!

ってことで最後まで読んでいただきありがとうございました!

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