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「情報の位置性」講座③ 〈情報を位置で分類した先にある平和〉

ここまで付き合ってくださった方は少ないかと思いますが

(特に②はよく分からないと不評でしたが笑)


自分が愛として生きようとする中で

自然と培われた

自分的大切な考え方なので

言語化にチャレンジしてます☻

(まだあまりうまくいきませんが)


これまでの内容の要点を

今回伝えたい文脈でまとめると、

①は、

世に散らばる真理の情報を、そのままで一つの論理の中に組み込もうとすると混乱するよ、という話でした。

(一貫性は自分の納得感になら求めることができる。)

②は、なぜ真理を伝える言葉に論理的な矛盾が起こるのか、の話。

(ある時のある人向けられた言葉が、そういう愛の痕跡が、世には沢山残っているんだ、ということ。)

①についての補足として、

「統一理論はない」のではなく、

情報の位置性を意識しないで全ての情報を一つの論理(や立場)に集約するのが難しい、と言う意味で、

位置性が理解されると論理的にも納得でき、どれも矛盾を感じずに受け取れます。

②にも補足を。

「真理だから矛盾したらおかしい」と真理に甘えたくなりますが、矛盾してるのは真理ではなく、言葉であって、真理が「言葉」に落とされる時、必ず真理の「真理性」を少し失います。

真理はそのまま言葉にはならないので、もし真に真理を語るには何も語らないのが最善なわけですが、語る場合には必ず、届けるための「妥協」が起こります。


さて、

上のような基本を抑えた上で

今日の③は、表を紹介してます。

「情報の位置マップ」

とでも呼びましょうか。

この表は、

右に行くと【二元】です。

もしくは【外側】というニュアンスが強くなります。

「善悪」がはっきりしていて、

何が正しくて、何が間違っているか、が右に行けば行くほど明確になります。「成長」や「学び」が意識される世界。

例えば、

暴力はいけない

清くありなさい

と、「正しい/間違ってる」を語る情報があったら、

それはこの表の右寄りに位置されます。


そして、この表は

左に行くと【非二元】

もしくは【内側】です。

要は今の逆です。

善悪が左に行くほど意識されなくなり

外に正解がある感じから

自分の「実感、体験」に重きが置かれます。

過去から未来に続く「時間」という意識も弱まるので積み重ねること(成長)などに対する感覚も減ります。

右側の口調(善悪の言葉)で語る情報は勿論今も沢山ありますが、割と現代は左寄りの語り方が増えてきた気がします。


なので、

「左に行けば行くほど良い」

と感じる節も出てくるのですが

それはここでの主題ではありません。


非二元が正しくて

二元が間違っている

というのは、

まさに二元の考え方で、

表の右側に位置されます。

「自分に合うな」

「しっくりくるな」

は、この表の左寄りに位置する表現ですが、


このように、どんな情報も、

このマップの上に位置付けられる、という使い方をします。

(マスに①〜⑧の番号を振りました。なので番号が大きいほど二元性が高い語り方、という事になります。)


この表の持つ「愛」は、

一つの真理を、

左風にも

右風にも

表現出来るという事を教えてくれる事です。

ここが受け取ってもらえると嬉しい。


つまり真逆に聞こえることも、

それは語られる位置が右寄りの言葉が左寄りの言葉か、という違いなだけで、同じことを言っている

もしくは、

同じ真理を根拠にして生まれている

という捉え方を助けてくれます。

(真理は言葉にする際にその真理性を少し失うのでそれが可能なわけです)


a.「あなたは悪くない」

という愛のある言葉と、

b.「全ての理由は自分の中にある」

という愛の言葉は、

聞く人によっては

正面からぶつかる、矛盾する言葉です。

この時、どちらか一方のスッと入る方だけ「採用」されれば何の問題もありません。

でも「真理の探究」と「苦しみから解脱したい」のエネルギーが強い時、この矛盾に困ってしまう場合があります。

そんな時、

この二つの情報がどの位置にあるか、考えます。

a.は、自分のことを責め続けている人に届く、あたたかな言葉です。

自分を責めるという事は、善悪基準があり、それに反しているから責めてしまうわけです。

つまり表で言う右側の言葉です。

対して、

b.「全ての理由は自分の中にある」

は、

これに比べたら少し左寄りの言葉。

この言葉を、

「全ては自分のせい」と捉えても、この言葉に含まれている真理に触れる事は出来ません。

つまり、

自分はどの位置(①〜⑧)で語られる言葉がしっくり来るのか知れると、他の言葉に惑わされるなくて済むかもしれません。

(a.b.の言葉は、結局同じ真理を根拠とした言葉なのですから)

こちらが優れている、 

こっちが正しい

と、やりたくない人はこのように位置性を意識するといいんじゃないかなと思います。

そう言うこの投稿も位置性を持っていて、僕の好きな「位置」から書いています。

ん〜、うまく話せた気がしませんが、ひとまず③をアップします。

chii

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