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記憶の光をいつも自分の手の中に。パワースポットを”写光石”に込めてみた

12月。
写光石を開発されたアーティストの塩井さんのワークショップが福岡で開催されるというのをインスタで知った私は速攻申し込みをしました。
福岡、宗像、石。このワードに私は導かれた気がします。

どうして写光石が気になったのか、というと

思い出の場所、思い出の瞬間を切り取れる写真。
つまりその写真はその一瞬の"記憶の光"。
その光を石に転写することでずっと触れることができる。

という説明を聞いて、わ。素敵という感じはしました。が、いまひとつピンとこなかったのです。光を転写??(?がいっぱい)
そういうときは実際に見て、触れて、やはり自分で感じないと本当の素敵さがよくわからない。

じゃあ、実際に見に行く、会いに行く!!
ワークショップがあるなら実際に手にすることもできるやん。なんて素敵なタイミング!!そいう流れで行ってきたのです。


宗像大社・祈願殿 奉納作品

まず、塩井さんが奉納されたという宗像大社・祈願殿の「写光石」のオブジェを見に行きました。

祈願殿は右側の建物
宗像大社 祈願殿 正面入口左手に飾られています
ここに奉納されるまでのストーリーがまた感動。
ぜひ塩井さんに聞いてみて!
結構大きい作品です
ひとつひとつに込められた光がまぶしい!

たくさんの光に包まれた写光石でできたオブジェは、まるでひとつひとつが「種」のよう。今にも芽吹いてきそうな感じです。写光石に込められた光が発芽し実るようなそんな素敵なストーリーのイメージがふと湧いてきました。

後日談

この写光石のオブジェを拝見するだけでも十分堪能できるのですが、それでもやはり、なぜ光を石に転写できるのかが私のアタマではついていけていない。早く実際に写光石のことを聞きたくて聞きたくて、ワクワクが増してきました。

博多ワークショップに参加

ということで。宗像から移動して翌日、博多(Artist.Cafe FUKUOKA)で開催されたワークショップ。塩井さんに会いに行ってきました!!

廃校をリノベーションされた場所
ひとつひとつがなんだかとても懐かしい空間
手洗い場がそのまま残されてる笑
つるつるの感触が堪りません!!
キチっとさんのヤギーズ塩井さんは準備万端

塩井さんや写光石のことは、事前にHPやいろいろと拝見してある程度知っているとは思っていましたが、実際にアーティストからお話を聞くのとでは全然違う。目がキラッキラしてきた自分を抑えられないくらいワクワクしてきます。

写光石が生まれたこと
これから展開されること
宗像大社に奉納されたこと
そして、もちろん外せないのが「星」との関連性

今回ご一緒させていただいた方も、QUANTAリトリートで訪れた土地の写真をお持ちになってらっしゃったのですが、 #QUANTA というコミュニティであれば、ホニャララライブもご覧になってらっしゃるでしょう。そして、りんごさんとのコラボインスタライブもみてらっしゃるでしょう。

そういう繋がりがこうやって結ばれるってすごく素敵なことだなと感じたわけです。

WS写光石への道のり

さて、塩井さんの説明をもっと聞きたいのですが、いよいよ実際に写光石を作っていきます。

石は塩井さんが下準備してくださっているので、事前に送っておいた転写したい写真と、たくさんある石の中なら「この子!」っていうのと出会う瞬間。

こういうときって、選ぶというよりもうその子にしか目がいかないし手に取ってもなんだかしっくりなじむ。そんな感じ。

私は今回用意したのは、タイトルにも書いたように「パワースポット」である菩提寺。私の中で最強のパワスポはお墓参りなのです。吉野の桜は本当に素敵で、この桜の光を写せばパワスポがいつも手の中にあればいいなというところからの発想。

特別な和紙に印刷された写真に水を塗って石に貼り付ける。
ここは、近々動画にしたいと思ってます。

ここの光を切り取って転写すると
空と桜が交じり合う
満開の桜は
そのまま転写されました

仕上げ作業は先生に

塩井さんがニスを塗ってくれます

ワークショップの際のニス仕上げと、商品として販売されている仕上がりは若干違うみたいです。乾かして持って帰れる工程になっているとのこと。

完成!!

完成!!グラデーションが美しい
裏には、場所と日付を書きます 作品っぽい
ご一緒したのもQUANTA.繋がりの方でした

実際に手にするとなんだか不思議な感じです。所要時間はホントにあっという間の1時間。そのあとに鑑賞会というか作品に込めた想いをシェアしたり写真撮影会をして終了です。

残りの和紙も石があれば、まだ作れるとのこと。(仕上げのニスは自分でね)

切り取った残りの光(写真)もまたアート

いよいよ本題

さて。ここからが本題。
今回私は博多までやってきた理由を明かします。
塩井さんの写光石は撮影された場所がこうしてMAPに残せる。

実は、写光石の話を最初に聞いたときに、私のクリスタルボウルも水晶だから、演奏した旅先の写真を転写していけたら素敵やん?という発想がムクムクと出てきたのです。

そうすると、クリスタルボウルと一緒に旅をした先の場所を記録していって、また次の場所で演奏して撮影した写真を転写し、貼り付けていく。

これができたら、唯一無二のクリスタルボウルが完成するわけです。

閃いてしまったからもう止まらない。

失礼を承知でいきなりアーティストの塩井さんにメッセージを送ってしまいました。お優しい方で、快くワークショップの前に少しお時間いただき、私がやってみたいことを相談させていただきました。

とはいえ、よくよく考えると…

クリスタルボウルは振動で音が反響する楽器です。
和紙を貼ったりすると振動がなくなる。音が変わる、もしくは響かなくなる。という懸念点は残ったまま。

試しにやってみよう!というほどの安価なものではありませんし、何よりこの子たちの奏でる音が好きですっと演奏しているわけで。

ただの好奇心で無茶なことをするのはやはりできない。

という心配事もさすが!アーティストさんですよね。代案を考えてくださってました。

『中に入れたらどう?』

作品をお借りしたイメージ図

そうなのです。となれば早速試奏。

するとどうでしょう。

クリスタルボウルの振動はかなりのもので、このように大きな写光石もブルブルと震えてコツコツ当たる音が出てくるくらいの振動でした。

これはあかん!!
何かの上に乗っけてみたら?と急遽、マステを台座代わりに敷かせてもらって上に置いてみました。

Artist.Cafe FUKUOKAの方が撮影してくれた
音出しもお付き合いいただき感謝です

とりあえずは
旅した場所の写真で写光石を作りボウルの中飾って演奏する方向でまとまりました。

試すというのは大事ですよね。

やってみないとわからない
やってみたら次に繋がる

頭で考えるより行動するのが手っ取り早いわけで。ひとりであれこれ思考するよりも、誰かにポロっと話してみたら、別案がいっぱい出てくる。

実際やったことが次の閃きに繋がる

そして私は
何にこだわって、何がしたくて、どう感じたいのか
段々と見えてきたし、意外なことにも気づいた

そんなWSでした。
塩井さんも私のアイデアにしっかり向き合い色々共感してくださったので感謝しています。

付録として何より星談義も楽しかった。
星界隈の皆さんにはぜひ塩井さんの作品と写光石のお話は聞いていただけたら、もっと面白いことになりそうだなと勝手にワクワクしています。


光の源でさらにエネルギー注入

年末の墓参にて

さて、年末のお墓参りに写光石を持って行きました。

まさにココ!

桜は春までお預けですしっかりと更なる菩提寺のパワーを注入してきました。
光の源=思い出の地にこうやってまた訪れるのも楽しいですよ。

これで私の福岡旅vol.2もやっとまとめられました。

塩井さんとの出会いがまた楽しいことの発見につながりました。ありがとうございます。

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