ハッとさせられた

『地域の居間』3回目の投稿。今回は田村が書かせて頂きます。
前回の記事にある伊藤さんからの提案を受けて、ハッとさせられました。
 そうですよね。『駅の無人化』が問題なのではなくて…。『無人化によって、困る方が出てくる。』ことが課題ですよね。
 それに、その困っている方々を見守る役目は、必ずしも『駅員さん』が担わなくてもいい。その駅がある地域の方々が、できる範囲で優しさを持ち寄って、皆で協力して担えたなら…。その方がずっとステキですよね💖

それに、「無人化阻止」を目的にしてしまうと、どうしても成功・失敗【勝ち・負け】(期限までに無人化を食い止めることができたかどうか)の視点でしか語れなくなってくる…。
 「反対運動」を掲げていた私自身、正直なところ「99%負ける。でも、闘わない訳にはいかない。」という想いで、緊張感しかありませんでした。もっと言えば、「もしも負けてしまったら、その後はどうするの?それに、県内の既に無人化されてしまっている駅についてはどうするの?」ということについても、私の中で確固たる想いは持てていなかった…。「無人化”撤回”」を掲げて、(場合によっては永遠に)闘い続ける??そういう生き方も悪くはないかもしれないけれど(実際、多くの「障害者運動」と呼ばれるものは、そういった性質のものが多いかも。)、とてつもなく永い闘いになるだろうし、とっても疲弊してしまう…。

 でも、伊藤さんが提案して下さった『地域の居間(のような場所)』を”創っていく”活動であれば、投げ出さない限り『失敗』はないし、(仲間と一緒なら)どう転んだとしても、そこから皆でまた話し合って、軌道修正していけばいい…。
 伊藤さんのお話を聴いているうちに、私自身も

  こどもも大人も、障がいのある方やメンタル面が不安定な方も含めて、誰もが自由に立ち寄れて、望むなら宿泊も可能。在宅で家族を介護されている方のレスパイト(ひとときの休息)も担えるような、「人が生きていくことを支える、優しさに溢れた居場所。」を創れたらいいな~。という、夢物語(いつか必ず実現したい妄想?)が膨らんできました💖

 伊藤さんとも語り合い、お互いの目指すところは一致しました💖
 とはいえ、やるべきことはきっと、山積みのハズ…。「壮大な夢物語」の実現に向けて、まずは何から手を付けていきましょうか…。

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