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あなたが花なら

以下の文章は、1週間前から毎日書いていた日記みたいなもの。
書き直しは一切していないから、不愉快にさせたらごめんなさい。
自分用の記録として、ここに載せさせてほしい。

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私はBUMP OF CHICKENが大好き。
全部の曲が大好き。4人のことが等しく大好き。
これはずっと変わらない。ぶれない。気が変わる余地もない。

2020年9月25日、あの文章を読んでから、私の頭はぼんやりしている。
いろいろなことを考えることを拒否している。

他の人の考えに左右されたくないから、暇があればすぐに開いていたツイッターを見るのをやめた。
アカウントを消すことも考えたけど、フォロワーさんたちが好きすぎて、そんなことはできなかった。
いつの間にか心の拠り所の一つになっていたんだね。
早く戻りたい。ちゃんと自分の思考と向き合いたい。
だから、少しずつ、書く。

2020年9月26日(土)

脳が考えることを拒否しているくせに、考えることを拒否している自分も嫌で、予定通りふりふらを見に行った。
ふりふら、みんながかわいくてどきどきした。
曲が流れた瞬間、心がぎゅっとなった。無意識に手をぎゅっと握り込んだ。
藤くんの声が、4人の鳴らす音が、耳から染み込んで私を満たしていった。
好き。愛おしい。会いたい。
それ以外はなかった。
自分でもどうかと思うけど、映画のことが全然わからなくなるくらい、本当に、ただ、ただ、ただ、好きだと思った。
エンドロールで「BUMP OF CHICKEN」を目にした瞬間、また、愛おしくてたまらなくて、誇らしくなった。
私が好きなバンドは世界一かっこいい。
彼らに出会えた私は世界一しあわせ。

帰り道、いつも通りBUMPを聴きながら帰った。
彼らが鳴らす全ての音が好き。

2020年9月27日(日)

昨夜、ハイキューを44巻まで読み切った。最高だった。研磨くんはなぜあんなにかわいいのか。
最高!って言える場所に早く戻りたいと思った。
それにしても、好きなものがたくさんあって良かった。

「いつかの日」のためにBUMP以外の好きなものをたくさん抱えておこうと思ったのは、いつからだろう。
BUMPだけに依存して生きるのは怖いと思ったのは、いつだっただろう。
「BUMPが好きであること」を自分のアイデンティティにしたくはないと思っている。
だって、もしそうだったら、万が一、好きだと思えなくなったら、そんな日が来てしまったら、私は私ではなくなってしまうかもしれないから。
「彼らがいないとダメだから好き」じゃなくて、「好きだから好き」と言える私で常にいたいと思っている。
言っておくと、今はまだ全然「いつかの日」ではない。
だって私は今こんなにもBUMPが好き。
掬ってくれたから、とか、側にいてくれるから、とか、それはもちろんそうなんだけど、
ただ、好きだ。好き。好きなんだよ。

いつも通り洗濯をして食器を片付けて、家計簿をつけながらBUMPを聴く。
あぁ、好きだなぁと思う。

試しに公式HPを見てみたけど、Newsのタイトルを見ただけでしんどくなった。まだダメみたい。
かなしいとか、さみしいとか、ましてや裏切られたとか、そういうのじゃない。
名前のない感情がぶわっと溢れて頭の中に靄をかけていく。
もちろん快ではないけれど、不快とも違う。
この気持ちは一体なんだろう。


夜、夫と話している時に、一連のことについて初めて口に出した。
彼は報道について知っていたみたいだけど、私が何も言わなかったから触れないでいてくれたらしい。こういう距離感が好きだな。

思っていることを、ちょっと書く。

「一般的にダメなこと」を「有名人がした」からといって、プライバシーを侵害してまで報じるのはやっぱりおかしいと思う。
「ほら!この人悪いでしょ!」って言ってみんなで寄ってたかって攻撃するような世の中は、私は嫌だ。
普通の人ならこんなに大事にならない。
私が奥さんや子供や彼女だったら、そっとしておいてほしい。
インターネットのフットプリントは永遠に消えないんだよ。
嫌だと思ったリスナーは忘れて、離れればいい。それだけ。
でも、彼と彼の家族と関係者は、全員、一生、ネットの海に投げ出された今回の報道と共に生きていかないといけない。重い。

「悪いことをしたら裁かれないといけない」っていうのは正しいかもしれないけれど、「裁く人」は世間一般全人類じゃないんじゃない?
そもそも「悪いこと」の基準って、人に依らない?
背景にも左右されるんじゃない?
だから、一概に「悪い」って決めつけるのって難しくない?
ていうか、プライベートに関しては、私たちは他人じゃない?
いつから「世間」はこんなに偉くなった?
いつから「報道」でプライベートを暴くことが正義になった?
いつから「有名人」は「世間」から裁かれる対象になった?
彼は「有名人」になりたかったんじゃなくて、音楽とベースを愛していただけなんじゃないの?

攻撃してる人、嫌悪感を抱いた人を否定するつもりはない。
でも、なんだかもう、私はこの世界が、これが当たり前になっているような世界が、嫌だ。

もう考えるのも嫌だ、寝る。この世界が嫌い。

2020年9月28日(月)

昨日の続きを朝からぐだぐだ考えてしまっている。
ダメだなぁ、もう。
You were hereを聴いたら涙が出てきた。
会いたいなぁ好きだなぁ。
とりあえず切り替えて仕事しよう。

帰り道に夕焼け空の中で聴くBUMPの歌が好きだ。
家に着く頃、西の空は群青に少しオレンジを足したような色で、東の空には月が輝いていて、きれいだなぁと思った。
ここよりずっと東の街で、同じような空を見て、彼の心が震えていれば、嬉しい。
そうであってほしい。

考えなきゃいけないことはわかってる。
昨日の夜に考えてたことが、当たり前の世の中だという前提で、なぜ、どうして。
そこを、考えないと、進めない気がする。
でもやっぱりまだ嫌だ。向き合えない。
ご飯食べてお風呂入って明日に備えて早く寝よう。

2020年9月29日(火)

新曲!!!!!!?
ポケモン!!!!!!?
嬉しい!大好き!公開が待ち遠しい!

早朝、会社の駐車場でGravityのMVを視聴。
あぁぁーーーーすきだーーーーすき…………。
4人がすきだーーーー。

22時が待ち遠しい。
大好きが溢れて全て忘れてしまいたいような、そうではないような。

【アカシア公開】

22時を過ぎました。視聴しました。
「アカシア」好きです。
なんかさ、もはやなんて言ったか覚えてないんだけど、あぁぁぁぁぁそれをおっしゃいますか!!!!!って何度か思った…。
いや、いやいや、いやいやいや?良すぎませんでした?ねぇ?
藤くんの声が美しすぎませんでした?音域さらに広がりましたね???可能性しかないバンド!!!
大好き!好き!好き好き好き!!生きてて良かった!ね!!!
藤くんありがとう!ヒロありがとう!チャマありがとう!ヒデちゃんありがとう!
素敵な曲を届けてくれてありがとう!!!
あなたたちは生きる希望です!!!
だーーーーーーいすき!
一生好き!好き!好き!
やっぱり私は一ミリも間違ってないわ!
一生好きです!大好きです!彼らに出会えてラッキーでハッピー!!!
4人のことが好き!大好き!
これからもBUMPの全ての曲と、新たに加わった「アカシア」と共に、みんなで元気に生きていこうな!
チャマも早く一緒に楽しくわちゃわちゃしような!!
4人と4人を愛する人たちでドームを埋め尽くして、
「今日はみんなで最高のライブを作ろうぜ!いぇい!」
ってやろうな!楽しみにしてるよ!!いぇい!!!
以上!!!!!!!!!

以上にできませんでした!!
アカシアのMVが公開されたから!!!
あのねぇ、歌詞がねぇ………
あいかわらず、あいかわらず、何で私の「今」を歌っているのかな。
なんで、そんなに、あぁ、もう。言葉にならない。

全てのフレーズが、もう。

全て、私にとってのBUMPであり、夫であり、私の生き方だなぁと思った。
あなたもそう思ってくれているのが、本当に嬉しい。愛おしい。
好きだ。好きだよ。大好きだ。
どうしたらこの気持ちを伝えきれるんだろう。

ねぇ、もう私はBUMPの手を離すことなんてできないし、離すつもりもない。
私はずっと、ここがいい。
私はBUMPが好き。ただ、それだけ。
だから、私の中にいつでも4人がいることを大声で叫びたい。伝えたい。
不安になったらその瞬間に、ここにいるんだって伝えたい。
好きだよ。もう、ばか。好きだ。
なんて気持ちにさせるんだ。
大好き。絶対一生離さない。

CD発売は久しぶりだね。楽しみだね。特典もついてるね。
配信も嬉しいなぁ。
生きていて楽しい。
BUMP OF CHICKENありがとう。

2020年9月30日(水)

目が覚めたら腑に落ちていた。

BUMP OF CHICKENはこれまでずっと「曲」を第一にしてきた。
だから、私もリスナーとして「曲」を第一にしたい。

曲に触れる時、彼らの人柄とかタイアップとか誰かの過去や未来は置いといて、
私はただの「私」として、「曲」に正座で向き合いたい。
静謐な4畳半の和室で背筋を伸ばしてひとり静かにお抹茶をいただくように、曲を聴きたい。

そして、はっきりと言いたい。
BUMP OF CHICKENの曲が好き。
BUMP OF CHICKENが大好き。

2020年10月1日(木)

「大事になるってわかっていたはずなのに、なんで?」
っていうことを考えてしまう気持ちはわかる。
でも、それは、その答えは、本人にしかわかんない。
考えて考えて、しんどくなるくらいなら、考えなくていいんじゃないかと私は思う。
見たいものだけを見て、信じたいものだけを信じたっていいじゃない。
かっこいい演奏とキラキラな笑顔と温かい言葉をもつあの人を丸ごと愛したいんだ。

信じてきたもの、信じてきたことを、信じたいから、私は信じる。

彼が私たちに言った言葉に嘘はなかった。
私たちに向けていない言葉に嘘があったかもしれないけど、それが、私に何の関係かあるのかな。ないな。
人生で一度も嘘をついたことがない人はいないんじゃないかな。
嘘をついたことを、他人に大声で暴露されて騒がれるか、そうでないかに違いがあるだけ。

許すとか許さないとかじゃなくて、
私は変わらず好き。
彼が元気ならそれでいいし、
元気じゃないなら側にいたい。
彼のことだからきっと凹んでるんだろうな。
「新曲最高でした!!!」って大声で伝えたいな。

2020年10月2日(金)

1週間めちゃくちゃ長かった。
仕事でも大きな変化があったし、初めて仕事帰りに同期とご飯を食べに行ったり、イレギュラーばかりだった。つかれたなぁ。

仕事の行き帰り、毎日合計2時間くらいはBUMPの音楽でひたひたになっている。
私の毎日の当たり前の中にBUMPの曲はいる。
それが、こんなにも、こんなにも、こんなにも、今、いとおしい。

明日、目が覚めて全てがすっきりしていたらツイッターに戻りたいなぁ。
どんなツイートを目にしても平気そうなら、戻ろう。
ダメそうならもうちょっと時間を取ればいい。

私の体感では1ヶ月間くらいの1週間だったけど、誰かにとってはあっという間の1週間だったりするんだろうな。
不思議だな。おもしろいな。

2020年10月3日(土)

ポンツカのストリーミングを聴いた。
いつからあったのか知らないけど、このタイミングで聴けて良かった。
正直に、誠実に、訥々と話してくれているのを聴いて、涙がボロボロ溢れてきた。
全然現実味がなかったから泣くことさえなかったんだけど、やっと、やっと、やっと、泣けたよ。

アカシアを聴くたびに、あなたたちのことを想う。
ポンツカでも言ってくれていたけれど、リスナーの一人である私もやっぱり、治らない傷を抱えている。
それでも、あなたたちに出会えたから、私はしあわせだと思うよ。
治らない傷があるからあなたたちの曲がこれほど美しく響くのなら、
治らない傷があって良かったとさえ、今、思えるよ。
ありがとう。

私は、変わらない。
BUMP OF CHICKENに出会えて良かった。
活動を続けてくれてありがとう。
ずっと、大好き。
ずっと、この先もずっと、一緒に生きていきたい。

絶対に、手は離さない。
リボンを守り続ける。
これからもよろしくお願いします。