頭の中の少年少女

駅のホームから見える

遠くの信号が点滅しているのを見て

あぁ、もういやだ。と思った。

嫌なのは遅れている電車でも

雫が垂れてきそうな天気でもなくて

3年経っても彼に囚われてる自分なのです。

どんなに想っても考えても

引っ付いていても頑張っても

彼はわたしを受け入れてはくれないし

かと言ってわたしの中から出て行ってはくれない。

あぁ、いやだ。

わたしはただ彼に焦がれているだけで

なす術がないのである。




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