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自分が毒親になるかもしれないという恐怖と闘いながら。②


前回は母親がどんな人だったか、私がどんな家庭で育ってきたのか、ほんの一部ですが書きました。

それなりに辛い思いはしたものの、一人暮らしを始め母と距離を取ったことでわだかまりが少しずつ解けていきました。

それまでのこと(よくない環境で育ったこと)はあまり気にしておらず、あの程度のことは誰にでもあることだろうし...と過去のことは忘れかけていた頃。自分が親になって180度変わりました。


毒親になりたくないけど、どうしたらいいのか分からない

私はおそらく母親の 短気ヒステリックを継承しています。

「叱る」ということ(感情任せに怒ることではなくて事の良し悪しや間違いを教えること)が最初はできなくて、いつも感情任せに怒ってばっかりだったんですよね。

疲れがひどいと感情コントロールも難しくなるので、子供に怒ってばかり=毒親だと決めつけるわけでは全くないのですが、私の場合は母親の遺伝子受け継いでるのでこのままいくと害になるな...と、息子が生まれてしばらく経ってから気づいたんです。

今でもたまに、イラっとしてそのままギャーギャー怒ってしまうことはあります...。毎度「うわ、やってしまった」と反省するのですが、しばらくするとまた怒ってるんですよね(笑)

もちろん程度の問題だとは思いますが、そういう気質の人でも、子供と良好や関係を築いてる人もいると思います。
でも私はその辺のバランスをうまく取れる自信がないので、なるべく穏やかに注意するように心がけていて、カチンときても一呼吸、いや三呼吸くらい置いてから言葉を発するように意識しています。

あとは日々気をつけていることを、自分の振り返りのためにも書き残しておこうと思います。


私なりの育児の心得

①子供の逃げ道を塞がない

私が怒ってしまったら、パパに逃げられるように。
パパが怒ったら、私に逃げて来れるように、
絶対二人で怒らないようにしています。

これは旦那の協力もないとできないことなのでうまく機能しないこともあるけれど、両親 vs 子 にならないよう必ずフォロー入れてます。

②人格や存在を否定しない

「産まなきゃよかった」
「施設に預ければよかった」
そんなふうに言われて育った私は、自分の子供には絶対「存在の否定」をしないと心に誓っています。

子供側からすると、お前が勝手に産んだくせに何言ってんだよと思うし、
そもそも子供の人格を否定するなんて、人として終わってる。

「生まれてこなければよかった」
と思いながら生きるのは苦痛です。

③ご飯は絶対出す

まだ一人で暮らしていける能力のない子供に、ご飯抜きや家から追い出すなど、命を人質に取るのは御法度だと思っています。

ご飯にケチつけられた時は、「じゃあ食べなくていいよ」と言いたいのですが、そこはグッと堪えてます。

別のご飯用意しなきゃいけなくなるので(笑)



基本は生きてるだけでオッケーだと思ってます。
とはいえもちろん、生きていく上で必要なことはあるので時には厳しく叱ることも大事ですけどね。

怒ってしまった日も、最後には必ず大好きだということを伝えています。

もちろん完璧にはできてません。今やってることが正解かどうかも分からないし、答えは息子が大人になってからじゃないと出ないけど、また何か気づきがあればシェアしていこうと思っているので
よかったらまた読みに来てください☺️

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