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【あなたの「おいしい記憶」はなんですか?】

最近、私の心が震えた1冊の本を紹介します。

『裏を見て「おいしい」を買う習慣』

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日本全国の「丁寧においしい食品を作っているのに商売が下手な生産者」にかわって商品を売るバイヤーであり、本当においしい安心安全なものだけを置いている「グランドフードホール」を立ち上げた岩城紀子さんの著書です。

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これをみつけた瞬間、あーあの子に紹介したいなぁと思う子がたくさん思い浮かびました笑
ほんとに読んでほしい!

この本の1番最初に、この投稿のタイトルにある問いが投げかけられています。
私の「おいしい記憶」。そんなに考えるまでもなくたくさん浮かんできました。
久々に実家に帰った時の感動するほどおいしい母さんのごはん、ばあちゃんの懐かしいあの煮物の味、農業で体を動かした後の十勝や山梨の農家さんの新鮮なお野菜、いなか塾でみんなで作ったみそ汁、いっつも私たちのためにおいしい食材を振る舞ってくれる伊根のおっちゃんたちのごはん、那智勝浦で地域の人と一緒に食べた初めての生マグロ、、、
たくさん出てくるって、本当に幸せなことだなと。

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また、この本のタイトルにもあるように、「裏の表示をみて本当においしいものを買う習慣をつけよう」というのがこの本のメッセージです。
・社会には信じられないほど安く作られた「まがいもん」の食べ物がたくさんある。何が本物で何で偽物が生まれるのか、それを知っているかどうかが大事。
・本当においしいものを作る生産者さんを後世に残すためにも、「買い物は投票」という意識を持つ必要がある。

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この本を読みながら、私に「食べるって生きることだよ」と教えてくださった村留学の受け入れ先の方や福井の牧場経営されているお母さんが何度も頭に浮かびました。
当たり前だけど自分の体は自分の食べたもので出来ている。
忙しくても食だけはおざなりにせず、ちゃんと心も体も喜ぶものを食べたいなと心から思います。

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改めて、おいしいものって幸せだなと、私って本当に食が好きだなと感じました。
そして、そう感じられるように育ててくれた自分の母をはじめとして、全国にいる私のお母さんお父さんたちに感謝です!!
この本は私の大事な1冊に仲間入りしました😌

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