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BiSが復活した日記

7月8日げつようび。初代BiSが復活した!
解散から10年。急にジュンジュンが復活を発表して、当日お昼にタワレコ渋谷で整番が配られて、新宿の広場でBiSがフリーライブをした。
私は仕事だったし、絶対に整番取れなかったから、現場は諦めたのだけど、インターネットでその様子を見たり、たくさんの研究員(ファン)のポストを見て、うわーーーって感情が躍動した。

BiSは、私にとっての青春。
最初に出会ったのはまだ学生のときで静岡にいたとき。iPod touchにBiSの曲をダウンロードして聴いていた。
きっかけはなんだったんだろう?
当時私はももクロやハロプロが好きで、東京女子流が特に好きで、たしか指フェスにBiSがいたから知ったような気がする。
10代から20代の変わりゆく自分の中にBiSがあった。原初の体験にBiSの楽曲が寄り添っていた。

nerveをもとに、映画サークルでアイドルを夢見る女の子の映画を撮った。ラストで主役の女の子にnerveを踊ってもらった。彼女はBiSを知らなかったけど、今こんなにウイカさんがお茶の間知名度を得ているので、BiSを認知してくれてるかなー。
失恋した時に聴いていたのはスプリットブレインシンドローム。大阪のレコード屋で買ったCDにはゆっふぃーのブロマイドカードが入っていた。暑い太陽の下聴いていたCHELSEA、駅のロータリーで聴いたパプリカ。ドロシーとコラボしたGET YOU やBiSバージョンのデモサヨナラを聴きながら好きな人のことを想っていた。

多摩川を渡る陸橋を歩きながらBiSを聴いた!
朝も、昼も、夜も。上京して初めて入った学生寮の狭い部屋! 大学の喫茶室! バイト先に行くまでの道! メイドになって初めてできた友達もBiSが好きだった。彼女とは今も1番仲が良い。

BiSのことを知って好きになった時のドキドキ感、焦燥感、渇望。そういうエネルギーって、今後私にあらわれるかな。単にあの頃私が若くてパワーがあったからかもしれないけど、それを引き出すようなアイドルにもう2度と出会えない気がする。あんな体験はもうない気がする。BiSが、BiSの曲が、生活に根ざして、感情にシンクロしすぎていた。曲を聴くと当時の気持ちや季節や香りを鮮明に思い出す。記憶想起装置だね。

終わるなんて思ってなくて、でも終わってしまって、もう10年ですか。10年は、はやすぎたなあ。初代BiSが一日復活したから、解散後10年のことを、そして活動中だった10年以上前のことを思い返す日々です。


SiS Tシャツをきて参加したCDJP
原風景だった多摩川の夜景
この景色を見て色々な気持ちになった!
いろんな歌が思い出とリンクする

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