生き方を確認するために。
〜クルーズ物語⑦〜
マツダ ミヒロさんが企画された、未来型社会貢献プロジェクト「Life Startup」。
で、まさかまさかの豪華クルーズに当選!
…したのが、8月の終わり。
あれから1ヶ月と5日が経った。
(え、まだそれだけ!?)
当選をきっかけに得た気づきがいくつかあり、これまでにクルーズ物語①〜⑥を書いた。
(マガジン「クルーズ物語」)
さて。
クルーズ出発まで、あと2週間と少し(!)。
10月に入ったあたりから、いくつかのきっかけがあり、7年半前のことをよく思い出している。
先日、少しじっくりと振り返ってみた。
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2011年4月末、のこと。
東日本大震災でとまっていた東北新幹線が運転を再開する、という日。
その東北新幹線に、乗った。
行き先は、山形。
年の初めになぜだか目に飛び込んできて、吸い込まれるように参加申込をした「魔法の質問認定講師養成講座」に行くために。
そこで、今回のクルーズ企画(Life Startup)の
主催であるマツダミヒロさんに初めて会った。
それまで彼の講座を受けたこともなく、「質問の本を出している人」ぐらいの認識しか
なかった。
後付けで
「コーチングで必要な質問力をもっと高めたいから」
「全国に受講生の方たちとのつながりができる」
などの、それらしい理由が湧いてきた。
でも、参加を決めたのは、とても直感的で、「吸い込まれるように」申込ボタンを押したのだ。
*
養成講座では、もちろん、質問について学んだり、質問の講座をする実践をしたりもしたけれど。
わたしが受けとったものでいちばん大きかったのは、ミヒロさんの在り方と、魔法の質問の「世界観」だった。
山形から帰った直後、ツイッターにこんな言葉を残した。
『ニュートラルで、シンプルな人。
包みこめる人。
力が抜けていて、手は抜かない人。
自然体な人。
しあわせにすることを追求できる人。
温かい人。
そういう人に、私はなりたい』
*
その2ヶ月後、養成講座の後半が開催され、仲間とミヒロさんに再会した。
そこで感じたことを書いたものも残っていたので、転載する。
『最終日の昨日は、全員がそれぞれ、講座を受ける前と受けた後の変化や、今後どう活動していくのかを発表しました。
37人もいるのに、その発表が、まさかのトップバッターになった私…。
最近、人前で話すことにほぼ緊張しなくなった
私ですが、さすがに焦りました!
でも、皆が温かく見守って聴いてくれたので大丈夫でした。
そこで話しながら、思ったこと。
この講座は、「質問のチカラ」を学ぶ場所であると同時に、私にとっては「生き方」を確認する場所でもあった。
長い間、「がんばり屋さん」として生きてきた私。
「頑張っていないと価値がない」から、「頑張ってるって思ってもらう」ために、頑張っていると無意識で証明しようとしてきた私。
それに気づき、証明するために頑張ることを手放したのが、去年の12月。
まだ、たったの半年前。
そこから半年、新しい自分としての生き方にずっと焦点が当たっていたのだと思う。
その中で出会ったのが、この魔法の質問認定講師講座。
出会うべくして出会ったんだろうと思う。
マツダミヒロさんに出会い、仲間に出会い、ともに時間を過ごす中で、あらためて感じたこと。
**私は、無理をせず力を抜いて生きていきたい。
それは、「手を抜く」こととは違うし「目の前のことに本気になる」こととは矛盾しない。 **
**自然体で、自分の想いにまっすぐに、本気で取り組むこと。
それが、私のしたい生き方。 **
そして、もう一つ。
ニュートラルでいたい。
ミヒロさんの、あまりにもジャッジをしないところ、とっても好きだし、それが私の目指すところだなぁと思う。』
生き方を確認するために、吸い込まれるように魔法の質問とミヒロさんに出会った。
…あれから、7年。
今回振り返ってみて、今のわたしが「こうで在ろう」としていることは、たしかにあのときから始まったのだ、と思った。
7年前のわたしが書いていることに、今も違和感がないというか、同じ感覚でいるのだ。
そして、そのことを嬉しいなぁと思う。
*
その後1,2年は、ミヒロさんと直接お会いすることがちょくちょくあったけれど、ここ5年ほどはその機会を持たなかった。
(オンラインで拝見したり、たまにメッセージのやりとりをしたりと、多少の関わりはあったけれど)
今回のクルーズで、とても久しぶりにお会いして、直にともに過ごす時間があるということ。
このタイミングで、7年前のことをよく思い出していること。
そこから、わたしは、今回のクルーズもまた、
「生き方を確認する」機会になるような気がしている。
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