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あぶり出されたブレーキの話

〜クルーズ物語(11)〜

マツダ ミヒロさん・伊勢隆一郎さんが企画された未来型社会貢献プロジェクト「Life Startup」。

で、まさかまさかの豪華クルーズに当選!

クルーズ物語①〜⑩はこちら。
note マガジン「クルーズ物語」

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クルーズの旅から帰ってきて、2週間以上が経った。

あの3泊4日の間にあった、数日の出来事とは思えない溢れるほどの体験とそれぞれの体験への感情の動き。

そして、帰ってからも追うようにやってくる気づき。
「あぁ、いつのまにか感覚が変わっていた!」
ということにも、いくつか出会っている。

そんな中、今日もひとつ、クルーズでのストーリーを思い出して書きたいと思う。

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10月21日の午後、シンガポールの港から豪華クルーズ船に乗り込んだ。

前日の午後、セントレアから国内線で成田へ。
そして成田空港から台北乗り継ぎ(という名の、
1回降りてまた手荷物検査をして再搭乗!)を経て、21日の早朝にシンガポールのチャンギ空港へ着く。

空港で少しのんびりして、マーライオンやマリーナベイサンズからの眺めを堪能して…
そしていよいよ、の船。

19階建て!
迷子になりそう!
これが船の中!?

という興奮冷めやらぬ中、今回のLife Startupで招待された全6チームが顔を合わせる、ウェルカムパーティーへ。
(そこで発表されたのが、他のチームを応援するミッション。
…の話は、クルーズ物語⑩で!)

そのパーティーでの、主催のお一人の伊勢さんのお話が心に響いて響いて、泣きそうになった。

それは、伊勢さんが「クルーズ招待」をしようと思った理由、だった。

以前、ある学びをきっかけに、ハワイに招待されたこと。
ビジネスの成功には遠い状態で、
「自分は海外旅行なんて行ける人間じゃない」
と思っていたこと。
実際、招待じゃなかったら行けなかったと思う、とも。

でも、そのハワイでの体験をきっかけに、人生が変わったのだということ。

…そのエピソード自体は、以前 動画で話されたのを聞いていたから、知っていた。

でも、その場で、すごくすごく心を揺さぶられたのだ。
10数年(かな?)前の伊勢さんが、まるで今のわたしかと思うぐらいに、その感覚を感じてしまったのだと思う。

その日のディナー。
船内には無料で食事ができるレストランも
いくつかあるのだけれど
(実際、ほとんどの食事を無料レストランで楽しんだ!)
有料レストランがまたスペシャルで素晴らしい!と聞いていたので、早速 中華レストランへ。

本当に美味しかった。
あの麻婆豆腐、また食べたい。
梅とトマトのマリネみたいなやつ(←テキトー)も!

そこで、チームの3人でごはんを食べながら…
わたしたちの活動について、たくさんたくさん話した。

どういう流れからだったか、もう忘れたけれど
もっと、
「わたしたちよさラボみたいなチームっていいよ!」
って発していきたいね、という話になった。

こういうチームが増えたらいいよね。

**本当は、ただただそれだけなのかもね。 **

**だから、もっと、
よさラボで起こっていること、
そこでそれぞれが感じたことを軸にしていこうか。 **

…そうなったときに。
それはとても良いように思うのだけれど、同時に尻込みするような気持ちがわたしの中にあるのを見つけてしまった。

それは、夕方のパーティーで、伊勢さんがハワイに行かれたときに感じていた感覚に共鳴したところと、同じ出どころ。

わたしは、よさラボはとてもいいチームだと思っている。
このチームにいられて良かった!って思っていて、わたしたち全員にとってここに属していることは誇りで価値がある!って思っている。

でも。
大きく売れているわけではない。
収入的な成功がともなっていないのに、
「よさラボみたいなチームっていいよ!」
(=よさ会議っていいよ!)
って言い切っていいのか…ダメでしょ…

これが、ブレーキの正体。

「こういうチームはいいんですよ!
でも結果がともなうとは言い切れないから
あなたにとっていいかどうか…ねぇ?」

…ってエネルギーが、
いつもわたしの意識の土台にあるということか!

そうしてブレーキをぎゅっと踏んでいたということか!!

ズコー!!(←最近の娘の口癖!笑)

さて。
結論から言うと、今、このときに書いたメモを見てみても、中華ディナーの日に感じていたのとは全然感覚が違う。
(いや、クルーズ最終日にはもう違う感覚になっていた)

わたしが何にハマってしまっていたのかも、今ならよく分かる。

でもそこまでのストーリーを書き終えると長文甚だしくなりそうなので、続きはクルーズ物語(12)で。

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