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11月下旬のある日、

じわじわと感じる重苦しい雰囲気を解消したくて、

『ともかく、捨てよう!』と断捨離開始しました。


物欲はそれほど無いといと思っていたのに、

ごみ袋が大小九つも出来上がりました


けれど、

重苦しい雰囲気はそのまま。


何故かを考えたとき、

ふと、別れを告げるものが『まだ』あるからじゃないか

ということに気がついたんです。


それは、何だろう?


思い至ったのは、

目に見えるではなく、

今まで当然にあった心の中のこだわり

でした。


それから、

心の中に溜め込んでいたこだわり

どんどん断捨離していきました。


フルタイムで働くこと、

時間を無駄にしないこと、

今までの成功や失敗した方法、

などなど。


挙げれば切りがないほど、

心の中で多くのものに別れを告げました。


すると、

感じていた重苦しい雰囲気

すっと軽くなったんです。


驚くほど、あっさりと。


あぁ、私はゆるゆると生きると決めたのに、

こんなにも自分を見えない鎖で縛り付けていたんだなと、

改めて気づかされました。


目に見える 物に別れを告げるのは  簡単  で、

目に見えない心の中のものに別れを告げるのは案外難しい。


けれど、

自分と向き合うと決めたからこそ、

抵抗を感じながらでも出来たことだと思います。


自分がどんどん変化する中で、


物も心も、


その時の自分に『本当に必要なもの』は何なのか


これからも、

そういう自問自答を日々続けていく先に、

私が望む生き方があるんじゃないか。


そう思えた瞬間でした。

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