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新卒派遣研究職〜一年半やってみてどないなのか〜①

新卒で「正社員型派遣」の研究職として働き始めて早くも一年半。働き始めてから思うところを、書いていきます。

今回は、
「そもそも正社員型派遣研究職って何なのか」
「どんな人におすすめか?」
「企業としての待遇はどうなのか?」
について書きていきます。

そもそも正社員型派遣研究職って?

あくまでも、私の勤めている派遣元についてですが、
「正社員型派遣研究職」の働き方としては、派遣元の会社に正社員として入社し、実際の業務は派遣先の企業や大学のラボで行います。

業務内容は、生物系・化学系の実験・研究業務が主です。配属部署は、基礎研究・応用研究・品質管理などが多いと思います。

配属先は、学生時代や前職での知識・経験を元に派遣先とマッチングすることで決まります。

「絶対に研究職につきたい!」という人にはおすすめ

社会人になってからも研究(ないしはそれに準ずる実験業務)をやりたいんだ!という人は楽しいと思います。
総合職正社員だと、理系枠採用でも実験しない(または実験業務は少ない)部署があると思います。
派遣研究職はほぼ間違いなく実験業務に携わることができます(デスクワークの多い、少ないはあるものの)。

私の場合は基礎研究の部署に配属されているので、実験中心の日々です。
派遣研究職では品質管理の部署に行く人もいると思いますが、そちらでも手を動かす実験中心だと思います。

反対に研究・実験以外の業務はあんまりやらないので、いろんな経験を積みたいぞ!という方には向かないのかもしれません。

福利厚生・給与などの待遇は一般的

私は修士課程修了後、新卒で正社員型派遣研究職につきました。
おそらく、修士卒で就職した人の初任給は20〜23万程度の企業が多いと思いますが、そのくらいです。

一人暮らしで普通の生活をしながら、ある程度の外食をし、ときどき旅行に行きつつ、少しずつ貯金をするには問題ない額だと思います。
ただ、大手企業などと比べてしまうと、給料の伸びは低くいです(出世という概念もあまりない)。

ボーナスに関しては、新卒一年目はお年玉程度しかもらえないので、がっつり金が欲しい人には向いてないのかもしれません。

福利厚生も一般的です。家賃補助あり(お気持ち程度)、交通費補助あり、かつ休暇は取りやすいので、たぶん大きく困ることはないです。
派遣先の福利厚生に準ずる場合もあります。

大手企業や公務員と比べると劣るけど、あまり名前を聞かないような小さめの企業や謎のベンチャー企業と比べると全然良い環境だと思います。


今回は正社員型派遣研究職の基本的な情報を書いてみました。
次回は「正社員型派遣研究職でよかった〜!!」と思ったことを書きます。

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