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2020年を振り返って

 久々にnoteに投稿します。今年を振り返る文です。FBにも投稿したかったのですが、あまりに個人の感情が強い文なので、ここに載せます。

 あいトリ2019を舞台にした表現の自由をめぐる稀有な経験をし、有名人にも会い、心身の不調から立ち直りつつあった去年(2019年)。五輪・パラリンピックが開催される予定だった今年(2020年)は更なる発展の年になるはずだった。2月には東京に行き、高校の同級生に会いに行った。それぞれの場所で活躍する友人の話は面白く、とても楽しかった。3月にも名古屋で高校の同級生に会った。

 しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、予定が軒並み中止または変更になってしまった。感染したくはないので、行動が慎重にならざるを得なかった。職場での飲み会もほぼ中止となった。大人数でのイベントができないコロナ禍で、自分はある種窮屈な思いをした。一方、ZOOMをはじめとしたビデオ通話を用いたイベントに参加することも多くなった。「トランプの絵札のように集まって我ら画面に密を楽しむ」という俵万智氏の短歌も話題となったが、新しい楽しみが増えたようにも思えた。本もそこそこ読んだ。

 また、個人的なニュースとしては部署異動もあった。慣れないことばかりでまさに「異世界転生」の気分なのだが(なお前の部署で培った経験を使って活躍するというような「異世界チート」は全くできないのが現在の状況である)、少しずつ慣れてはきた。注意や指摘を受けることも多いが、より仕事が手につくように努めていきたい。そして、新たな出会いもあった。頼もしい人もいれば付き合い方が未だに分からない人もいるが、程よい付き合いをしていきたい。

 あとは、周りに結婚する人も出始めた。焦ることはないとは思うが、自分もいい人を見つけるため努力していきたい(なおマッチングアプリは全く役に立たない。あれは容姿の優れた人が容姿の優れた人に会うためのもので、自分のようなさして容姿も優れない人間がやるべき代物ではない)。

 ネットを見ていると(僕が社会系の話題を主にネットで追っていることもあるが)社会の話題が目立った。検察庁法改正案をめぐるハッシュタグデモ、安倍総理から菅(すが)総理への首相交代、緊迫する米中関係・香港・ウイグル情勢。虚実ないまぜの情報が飛び交った米大統領選、大村愛知県知事リコール運動、大阪都構想の住民投票。また、エンターテイメントの分野では、瑛人『香水』、YOASOBI『夜に駆ける』、DISH//『猫』、『愛の不時着』、『鬼滅の刃』など、ネット発のヒットも目立った。米津玄師・電気グルーヴのサブスクリプション解禁などの嬉しいニュースもあった。YouTubeに本格参入する芸能人も出てきて、フワちゃんをはじめとするYouTuberがテレビに出演することも増えた。映画界では、『パラサイト 半地下の住人』『TENET テネット』『劇場版鬼滅の刃 無限列車編』のヒットがあった(なお自分は今年はその3作しか観てない…)。

 五輪・パラリンピックの開催は全く見通せないが、ワクチンもでき、新型コロナに対する向き合い方も少しずつではあるが分かってきたように思う。6年前の某大学不合格に始まる自分の卑屈で屈折した感情は今年も収まることはなかったが、来年も、いや来年こそは、新型コロナ感染に気をつけながら、心身にも気を遣って様々な分野で精進していきたいと思う。


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