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発声 和と洋の違い

先日の民謡コンクールずっと聴いていて気づいたこと。ある一定年齢より下の世代は、発声の概念そのものが違うから、民謡を歌っていても少し違和感があります。私も含めですが、西洋音楽を聴いて育った世代はどうしても声の出し方が少なからずそちらに傾いているということ。そこで私のオタク精神に火がついた。解剖学的に見れば声の出るシステムは同じだけど、科学的に見た声の聞こえ方と和の発声について調べてみた。高音が続く歌とはいえ、自分のキーに合わせると、民謡が浪曲みたいに聴こえてしまう。高い音を出し続けると負担がかかる。さて、どうするか?
調べまくった結果、和の発声は鼻腔、口腔の使い方、息の流れがそもそも西洋音楽と違うのだ、ということを知る。
言うなれば、同じ高音を出していても、民謡の発声でホイットニー・ヒューストンは歌えないということです。正しい発声を学んで、逆に民謡が歌えなくなったと悩んでいたけど、なるほどそういうことだったのね、もっと早く調べればよかったと後悔。でも、正しい発声を学ばなければそれにも気づかなかったと思うわけなのです。感覚で歌っていては何も進歩しないのです。これがナチュラルにできるのが才能がある人なのね‥
これはぜひマニュアル化してみたい。明日から自分も実践してみて検証したいと思います。

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