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二重整形について具体的に解説します(図解あり)

こんにちは~

卒業シーズン真っただ中ですね。

と書いて仕上げの前に下書きにおいていたので、気がついたら4月になっており、卒業シーズンから入学シーズンになってしまいました…( ; ; )

うちの姫君も今年、義務教育を修了し、

無事高校入試も合格したのではれて女子高校生になれるのでホッとしております

さて、そんな卒業シーズン入学シーズンということもあり、新しい学校で華やかな生活を送ろうと二重のご相談が殺到しております。おりました。

なので

今日は二重について書こうと思います。

二重整形について


ざっくりいうと二重には、

切開法・・・なりたい二重のラインに沿って皮膚を線で切って縫う方法(簡単に言うとですね・・)そう簡単ではないですが・・・

埋没法・・・なりたい二重のラインに糸を通し、結膜に側に貫通させてざっくり結ぶ方法(簡単に言うとですね・・・)そう簡単ではないですが・・・

この2種類あります。

これらは簡単に言うとこんな感じですがそれぞれ奥が深いので今日は埋没法についてだけ書きますね。

埋没法 症例写真

埋没法の種類

さて、その埋没法の中でも

なななんと

瞼板法

挙筋法

なるものがあります。


そして、さらに

表止め

裏止め

という方法があります。

あ〜なんかややこしくなってきた〜と思われるかと思いますが、さらにやや
こしくすると

線止め

点止め

という呼び方をする人もいます。


という事で、なんだかややこしいので少しでもわかりやすいように当院の施術に絡めながら説明していきます。

当院の埋没法

まず当院の埋没は現在5種類あります

当院の埋没法


<瞼板法>・・・白い板みたいなところに糸をかけます

①プルミエ二重術

この施術はいわゆる瞼板法と呼ばれる方法です。

施術的には瞼板は挙筋に比べて組織が硬いので、それだけ力を入れて針を挿入しないといけないため、痛みを伴う場合があります。また、瞼板は角膜の近くに糸が通ってしまうので緩んでしまったり糸が大きく出ていると異物感が強いため、比較的糸を強く結ぶ必要があり、腫れやむくみが長引きやすかったりします。

また、硬い瞼板にかけるので緩みが出やすいかもです。

ただ、ひっくり返すときに結膜のところまでが見えていなくても良いため、瞼をひっくり返すコツが必要なく(患者さん自身が自分でもひっくり返せるくらいの感じです)割と技術が未熟な新人医師でも対応できる簡易的なやり方になります。


おすすめの人:とにかくなんでもいいので安いのが良い人


<挙筋法>・・・白い板(瞼板)と赤い粘膜(結膜)の境目をあたりに糸をかけます

②アクトレスライン

アクトレスラインのイメージ

この施術は点止めと呼ばれる方法で糸を皮膚側から結膜に通して皮膚側で結び目を作るのですが、皮膚を横切る糸の長さが短くなっていていわゆる点で固定するという感じです。

その分線止めに比べると糸玉の浮きが目立ちやすい印象があります。ただ、内側の点をしっかりとりやすいのでミックスや並行になりにくい人を無理やりデザインするときには案外重宝します。

おすすめの人:糸玉が目立っても良いが少しでも安くしたいが弛みにくい方が良い人

③プルミエクロス法

プルミエクロス法のイメージ

この施術は線止めと点どめのの両方の要素を持っている施術になるかなと思います。結び目は皮膚側なので表どめになります。

2本の糸で真ん中をクロスするので割と強くとまりこむ傾向にあります。緩んでくる時も全体的にラインが取れてしまう人よりも内側と外側が少しぼやけてきて真ん中が生き残っている感じの緩み方が多い気がします。そのためか調子が良い時はいつも通りのラインが出ると言う方も多く完全に緩む人は少ない気がします。

なので当院では1番弛みにくい方法としています。

おすすめの人:瞼の厚みがあって弛みが明らかに出やすそうな人

④クリスタルNEOダブル

クリスタルNEOダブルのイメージ

この施術は線どめになりますが、四角をイメージして止めていきます。

糸を唯一細い糸ですることで、結び目が表に来ていても、結びが小さいため糸玉が目立ちにくいのが特徴です。表どめとなります。

また、糸が細い分、術後の浮腫みも②や③に比べると早く改善しやすい印象があります。

②や③は強くとまり込む代わりに割と浮腫んだ感じ(日内変動)がながく続く印象があるため、それに比べると圧倒的に早くむくみが改善します。

ただ、糸が細い分緩んだりする可能性が他より高いので弛みやすいのが難点です・・・。

おすすめの人:たるみの引き上げのための埋没をする人や皮膚が薄い人、アトピーなどの糸のかぶれが起きやすい人、できるだけダウンタイムを短くしたいけど裏止めに抵抗のある人

⑤シークレットアイズ

シークレットアイズのイメージ

この施術はザ!裏どめです。また、いわゆる線どめの範疇に入るかな?と思います。

表に糸を出さないように結膜側から皮下を引っ掛けていく方法です。簡単そうですが割と難易度の高い施術なので長年の経験が必要です。

表に糸玉を出さないので針で穴を開ける必要がなく、当日からメイクができると言うのが最大のメリットです。腫れやむくみに関しても皮膚側に糸の結び目を埋めるための穴を開ける必要がない分、当日の内出血も出にくくはあります。ただし、目の裏の麻酔の時点で内出血が強く出ることもあるためその場合は翌日から結構腫れてきて内出血が強く出ることもあります。

直後から自然は自然なのでできるだけバレたくない人にベストです。

ただ、裏から皮下を引っ掛けているだけなので強くラインを食い込ませたい人などには向かないのと弛みやすさも否めないです。

また、結膜側に結び目があると長期的にみて糸が抜糸しにくいことが予測されます。(これに関しては賛否両論あるため、別でなぜ賛否両論あるのかを記事にしますね)

おすすめの人:できるだけ腫れたくない、糸を絶対に目立たせたくない人、ナチュラルな食い込みにしたい人

です。

正直どれがベストというよりは目的で選べば良いかと思います。

ただ、⑤に関しては窪み目の強い方や一度埋没した既往のある方、たるみの改善を希望されている方などはあまり向かないかと思います。

と言うことで、なんとなく埋没のこと分かりましたか?

まとめ

当院は何種類かありますが、クリニックによっては1本の糸で点を何点も取るような方法があったり、あえて瞼板法のみだったりと色々です。どれが正しいと言うわけではなく、埋没でも取れ難い方がいいよな〜とか、糸玉が目立たない方がいいよな〜とかみんな色々と考えて試行錯誤した結果かと思います。

大事なのは何かあったときにしっかりフォローをしてもらえるかどうかかな?と思います。

どうしても大手だと先生が転勤になってしまったり、先生に直接意見を言いにくかったりなどがあるかと思います。

その分、安かったりはあるかもしれませんが、いずれにしても自分に合う先生をしっかり見つけて何かあったときは相談できそうな先生にお願いすることをおすすめします。

また、何かあったときに解決できる技量と知識を持っている先生の方が良いかとも思います。

と言うことで今日は二重埋没法についてのご紹介でした。

これを書き上げるまでに1ヶ月もかかった〜。笑。ので、久しぶりの超大作となりました。笑


広島プルミエクリニック院長
雑賀 知歩

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