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育休復帰はロケットスタート

 育児休暇を終え、職場に復帰しました。
 ムスメさんは1歳1ヶ月(保育園は0歳児クラス)、ムスコくんは小学3年生。
 用意周到だったはずが、思いの外バタバタだったよ、というお話。

☆夫くんの在宅勤務が終了
 我が家的に青天の霹靂だったのは、ワタシの育休終了と同時に、夫くんの在宅勤務も9月末で終了するよ、ということが復帰3日前に判明したこと。

 うわー。そうなんだー。まじかー。

 そろそろコロナも落ち着いてきたし、通常の体制に戻るかもしれないな、と理解していたものの、少し前の会議では在宅勤務続行の機運だったこともあり、なんとなく油断していました。

 在宅勤務であれば、夫くんは午前9時から午後5時まで自宅でパソコンに向かっている生活。
 ワタシとムスコくんが8時前にそれぞれ家を出るね、ムスメさんは夫くんを保育園に送っておいてね、という超ラクな朝を過ごすことができる・・・ハズでした。
 夕方も、ムスコくんは学童に行ってもいいし、帰ってきて習い事に行ってもいい。どーにでもなります。

 しかし、しかし。
 夫くんが通常勤務となると、ねえ。

 都内へ通勤するために6時前に家を出るので、朝の諸々の家事および保育園登園業務はフツウにワンオペ。
 ムスメさんを送りつつ出社するのはいいとして、小学校に行くムスコくんはどうする?という問題が出てきます。
 朝はバタバタ、夕方もオロオロ。
 これが本来の状態なので仕方ないのですが、ワタシの育休終了と同じタイミングになってしまうとは・・・。

☆ムスメさんがまさかの発熱
 泥縄方式でムスコくんにカギの使い方や電話の掛け方を確認して、まあなんとかなるでしょ、と就寝した9月30日の夜。
 ピイィイ、と泣くムスメさんに授乳しようと抱っこすると・・・ん?熱い。ほっぺもあんよもホカホカ。これは、熱いぞ!

 熱を計ると、38.4度。うわーあ!

 ワタシの住んでいる市では、復帰の1カ月前から保育園に入園し、慣らし保育をすることができます。
 おかげでムスメさんはワタシと一緒にちょっとずつ保育園に通い、ものすごく順調に保育園になじんでいきました。
 ああ、それなのに。何も心配してなかったのに。
 まさか前日に発熱する? たしかに2日前くらいからお鼻がグズグズしていたけどさ・・・。

 翌朝は37.6度まで下がりましたが、登園は不可。
 とはいえ、ワタシも夫くんも、新体制の初日にいきなり休むわけにはいかないので、実家で預かってもらうことになりました。

 じいじ、ばあば、ありがとう。

☆初対面の上司の一言に救われる
 育休復帰記念日が、ムスメさんのはじめての発熱記念日&夫くんの在宅勤務さよなら記念日に重なるという、ロケットスタートな初日。

 新しい上司に「子どもさん、どう?」と聞かれて、「実は発熱しまして」と応えたところ、「ま、そんなもんよね」とクスリと微笑んでいただきました。
 この、サラリとした一言に、ちょっと気持ちが軽くなりました。

 そうそう、そういうものなんでした。
 よくあることさ。そして、なんとかなるもんさ。

 この上司とは復帰日が初対面だったのですが、後から聞くと3児のママさんであり、実感に裏打ちされた言葉だったわけです。
 ママだから子育てに理解がある、子どもがいない人には分からない、という話ではなく・・・「子どもって、やらかしがちだよね」というさりげない共感が、どんよりした気分を救ってくれた、ということ。

 うんうん、ラッキーだぞ、ワタシ。
 新生活、無事にスタートいたしました。

 

 



 

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