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クレヨンしんちゃんのパンツでゲンかつぎ

こんにちは、兄弟ユニットNEW CINEMA WEEKEND 81のベースボーカルの智啓です。突然ですが、皆さんには勝負パンツがあるでしょうか?


実は、僕はあります。


勝負パンツとは・・・、あらゆる勝負に対して気合を入れるために履くパンツ、もしくは偶然にも「あ、なんか今日いい日だったな」という日に履いていたパンツを、絶対にいい日にしたい日に改めて履いたりするモノです。


僕にはパンツへのこだわりがかなり強くあります。(年齢とともに大分なくなりましたが10〜20代はかなりありました。)


それは時を遡ること中学1年の頃、僕は体育祭の「かけっこ」にて1位を取りました。僕の走る組み合わせにいた人は足の早い人ばかりだったので、正直無理かなと思ってましたがなんと1位になれました。


その時に履いていたパンツが偶然「クレヨンしんちゃん」柄トランクスだったんですよ。それに気づいた僕はコ・レ・だ!!!と閃いたわけです。


それからというもの、大切な節目の時には必ずクレヨンしんちゃんのパンツを履き、大会で好成績を残しり、受験を乗り越えたりしてきました。


中学の相撲部の時高知県大会、団体三位。体育祭のかけっこは大体一位。なんかの時の走り幅跳びも結構いい成績だったような(記憶あいまい)。そして、高校受験。


明日勝負!という時にパンツが見当たらない時は気が気じゃなく、母にも騒ぎ立て「俺のクレしんパンツがない!一緒に探してくれ!明日いるんや!」などとほざく子どもであった。


あの頃のラッキーはすべてクレヨンしんちゃんパンツのおかげと言っても過言ではありません。


そういったことから、先ほども書きましたけれど、僕は大人になってからも「あ、このパンツ履いてて今日すごいいい感じのライブだったなとか、いいことあったな」となり、ここぞという勝負の時には毎回勝負パンツを履くようになりました。


高校生になると流石にクレヨンしんちゃんのパンツを履くことはできず、どっかに消えましたが(雑)


そして時は流れ大人になり、ある事件が起こるのです。


それは桜の柄のボクサーパンツを買って履いた日、飲み会で酔いすぎて履いた・・・パンツだけに・・・。いえ吐いたんです。記憶を無くして。


そんなこと普通じゃんと思うかもしれませんが、僕はお酒大好きで飲むものの吐いたことなんて、もうどれくらいないかわからない位ないんです。(二日酔いもほとんど無い)


それはとてもショックでした。疲労や睡眠不足で”酔いやすい”と感じる日はあるにはあるものの、吐くなんて・・・。


それを皮切りにその魔の桜のパンツを履いている日は、ろくなことがなく、色々な問題が発生してます。


三軒茶屋のボロい(失礼)居酒屋のトイレで用足しした後に、鍵が壊れていて中から出られなくなったため、ガチャガチャ押し引きしてたら扉壊して怒られたり・・・。これも桜のパンツの呪いと言わざるをえません。


冬の大阪ライブにいった時酔っ払って路上で寝ていたり・・・。(兄激怒)


だから飲み会がある日や、この日はお酒飲むことになりそう!という日は絶対に桜柄のパンツを履かないようになりました。何回か捨てようと思ったのですが、まぁパンツ自体モノはしっかりしているし貧乏性なので捨てられなかったのです。


そして時は流れ、歳とともにライブ成功を祈って履いていたげん担ぎパンツも全然履かなくなりました。だって練習が一番大切で、パンツって全然重要じゃないんですもの(白目)


かつての、お気に入りパンツを履かないなんて、儚いですね。


ラッキーパンツは心の持ちよう、子ども時代ならそれもいいかもしれません。大人になってからはちゃんとした努力や、自分の意思でチャンスをつかみとることが大切と思わざるを得ません。


ただ、桜柄のパンツは呪われているんじゃ・・・と未だに思っている僕でした。(未だ履いてる 笑)

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