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良い楽器は高いけど、自分1人では会えなかった人と出会い、見られない景色に連れて行ってくれる

こんにちは、兄弟ユニットNEW CINEMA WEEKEND 81のベースボーカルの智啓です。突然ですが、みなさんは自分の職業に必要なこだわりの道具があるでしょうか。

(あ、この記事は中高生などの今から楽器買うぜ!って人に読んでほしい。

僕の失敗談も添えてあるので・・・。)

突然ですが、漁師さんは船や釣具に網など最高の道具を買います。その初期投資は相当なものでしょう。美容師さんも何十万円もするハサミを持っていますし、植木職人のハサミも相当高く、定期的に専門的な研師に出さなくてはなりません。

専門的な仕事をするなら専門的な道具が必要であり、維持するメンテナス費用もかかりますが、最初ほど高い道具は揃えておくべきなのです。

その理由は、その道具にかける値段でその夢(仕事)が本気かどうかが周りに伝わるだけでなく、自分自身の努力の量も変わってくるからです。

ミュージシャンにとって楽器はまさにその専門道具です。(という話です。)

僕や兄が持っている音楽機材は決して多くありませんが、車(車種にもよる)は余裕で購入できる額です。それは値段を自慢したいのではなくて、良いライブを、良い演奏をしたいと考えた時にこの楽器が必須と思ったから自然と購入したのです。

もちろん、値段だけで判断するわけではありませんが、有名ブランドでさらに職人の手作りなんかだと個体差はあるものの、やはり「鳴り」がいいものが多くかなり値がはります。

高いものにはこだわりの理由、安いものにはそれなりの悪い理由があります。とにかく、理由は弾いてみればわかるはずです。

10代の頃の僕の失敗話

僕は10代の頃、5000円で先輩からボロいベースを騙されて買い後悔。3000円でモーリスのボロいアコギを買い後悔。10000円で新品のノーブランドのギターを買って後悔。その後、4万円のフレットレスベースを先輩に騙されて購入し後悔。

つまり安物買いのゼニ失いとはこのこと。

それなら、上記の金額を全部足して58000円で元値70000〜100000円あたりの中古楽器を1つ買った方がはるかにいい。(今から楽器始める人全員に言いたい)

僕は以前「【初めてのベース選び】Bassを買う時に注意したいこと5つ紹介!」という記事をブログで書きました。その中で口を酸っぱくしていっているのは、こと楽器に関しては特に最初はソコソコ良いものを買った方がいいということです。

【結論】良い楽器を使えば、自分だけでは会えなかった人に会え、たどり着けなかった景色がみられる可能性が上がる

さて、タイトル通りですが、初心者こそ良い楽器を買った方がいいし、中級者だって「気持ちを引き締めるために」身の丈以上の楽器を買ってみてもいいかもしれません。

それは、良い楽器は鳴らしていてなにより楽しい。

苦しい努力は続きませんが、楽しい努力は勝手にどんどんやってしまいます。結果的に演奏が上手くなって、きっといろんな人が応援してくれます。そしてライブやイベントなどでいろんな幸せな景色が見られる可能性があります。

安くダメな楽器から最初に入ると、練習が辛くやめてしまいたいと感じるからその先の人や景色に出会えないのじゃないかなと思った僕でした。

実は最近(俺にとっては)すごく高いギブソンのギターを買いました。このギターは本当に音がよくてずっと触っていたいと感じます。

それは僕の覚悟の一つ。

いいことばかりではないさ でも次の扉をノックしよう〜。

このギターからどんな人に出会えるのか、どんな景色が見られるのか、今からもう楽しみです。

では!

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