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契約職員について考えているところ①

現在、とある団体の有期雇用契約職員として働いている。
年度ごとの更新で、最長5年。の、現在、2年目。

職場の人にも業務にも慣れ、少し居心地がよくなってはきた。
同じ部署に5名いる契約職員は皆女性、うち3名は15年以上勤めている無期雇用契約、私と、今年度からの一名が最長5年の有期雇用契約。
ほかに、5名の正職員がいてグループ業務をしている。

いつまでここで働くかは不明だが、グループ内の無期雇用メンバーの一人、61歳女性に誤解されていることがひとつあり、困惑することが多い。

それは、「最長5年なんだから、5年間いるでしょ」と決めつけられていること。
それと、「あなたは、残りたくても5年で「切られる」んだからかわいそう」と私に向かって発言してくること。

5年いさせて「もらえる」、5年経ったら「切られる」
有期雇用の契約職員というのは、最長期間フルに働きたいと思っていて、その後は希望してもそれをさせてもらえない、とっても哀れな人だという価値観がしみついて仕方ないらしく、私たちは無期雇用だから、のセリフも毎回入る。

有期雇用契約だから来た、んだけどな。
無期雇用でこの業務をする気は、全然ないんだけどな。
最長5年続ける気も、最初からないんだけどな。

困ったところもあるけれど業務ではお世話になるし仲良くはしている。
↑の三つの本心も正直に、隠さずに告げているのだけれど、この人、自分以外の価値観は耳に入らない人らしく、その場ではそうよね、と理解したように見えても数日後にはまた同じことを言ってくる。
最長5年だもんね、と。

うんだからね、私はここに5年いたいって言ったこと一回もないでしょ。
その決めつけどうにかしてくれ。と思いながら、
そうですね。有期だから来たんで。と何度繰り返したかわからない。

「契約職員ってなんだろう」と日々思う。
人にはそれぞれ事情がある。
困っちゃうけど、今年度はやると決めているのであと3か月。
サヨナラの準備をしつつ、考えを深めていきたいところ。




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