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悪いニュースと恨み言

 職場で悪いニュースを聞いた。
 内容は企業秘密とか社員の個人情報とかに関わるのでこちらでは公表しないが、個人的にはかなりショックの大きい内容で、どう返事をすれば良いのか分からなかった。
 職場環境が悪かったのだろうか、はたまた僕の恨み節(これも非公開だが)が届いてしまったのだろうか、僕自身にも非があるようにさえ思えてならない。事前に医事さんにも「早川先生、心して聞いてください」と言われていたので余程のことなのだろうとは腹を括っていたものの、いざ実際に耳にすると涙が出てきそうなくらいの衝撃があるし、悲しいし、同時に悔しいし、もしかしたら僕のせいなんじゃないかとも思ってしまうし、未だに気持ちの整理がつかずにいる。

 それでも、乗り越えようとしている人がいる。それもまた事実だし、乗り越えようとしているから僕に、厳密には僕を含めた皆に話してくれたのだろうと、僕はそう信じている。言霊というものを信じているわけではないが、恨み節とはおさらばしようと思う。それだけの心の余裕を作るのも今後の課題になるだろう。

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