”天才と努力家”
”天才と努力家”
いつの時代も、これらの言葉で称されるスターがいる。
例えば、結構前にになるけれど、
長嶋茂雄さんと、王貞治さん。
先日の”世紀の一戦”と言われた格闘技の那須川天心さんと武尊さんもそう言われていた。
スポーツだけではない。
モーツアルトを天才、ベートーヴェンを努力家だと言った人は多かったようです。
・・・でも、どう思いますか?
私は、これらは全て、
エンターテインメントとして”人が付けたキャッチーなフレーズ”だと思っています。
だってね、
天才は、人一倍努力しているし、
努力家は、人一倍努力ができるという天才だと思うから。
===
昨日、「毎日ブログを書き出して950日が経ちます」と書きました。
すると、たくさんの方から
「すごいねすごいね」って言っていただいて、
だーいぶ調子に乗るくらい嬉しかったです。
ありがとうございます♪(あからさま…笑)
いやだってね、人は、普通、貶されるより、褒められた方が(お世辞でも)嬉しいでしょ?
たまに、『イジられたい』という人がいるそうですが、
私、全くイジられたくないですから。
さてさて、そんな話はどうでもよくて、
そんなお褒めの言葉の中に、
「努力と継続の天才だ」って言ってくださった方がいて…
それを聞いて、思ったんですよね。
『天才と、凡人って、紙一重なんだな』って。
だってね、950日間の間で、多分私、5万回以上は「もうやだ」って思ったと思います。
ヤサグレたし、なんでやらないといけないんだってイライラしたし...
あ、でも自分で始めたからなのは十分分かっていますよ。
でも、皆さんにもありますよね?自分で始めたクセに嫌だ嫌だって思うことくらい。
「もう止めよっかな〜」とか
「誰も見てないしな〜」とか
「キリのいいところで〜」とか...
ね?
私は決して、真面目にコツコツ、清く正しく、けがれのない澄んだ心で毎日やってきた訳ではありません。
(いや、自慢げにいうことじゃないけど…でも事実だし)
ただね、「もう止めよう」って5万回考えても、5万回、「自分でやると決めたんだから、とりあえず今日までは・・・」と続けてきた結果が、
950日なんだと思うんです。
そう考えると、私にも5万回も止める可能性はあったわけで、
それをたまたま踏ん張って続けてこれただけで、
正直、すごくもなんともなくて、
本当に紙一重だなって思うんですよね。
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たまに、
「自分には才能がないから」
「凡人は天才には敵わないから」
「家庭環境もよくて、お金もあって、天才で、アイツはいいよな」
そんな言葉を聞くことがあります。
いや、私も思うことはあります。
10代の頃、何度下平さんを羨ましく思ったことか。
あ、幼馴染です。彼女は本当に才能も、要領も、見た目の華やかさも、家庭環境も、頭も良かった。
センスがあるって言葉がピッタリで、
いつも時代の最先端を行っていたし、
私よりも全てが上手だった。
だから、正直に言えば、結構ヤサグレたし、めちゃくちゃ羨ましかった。
いや、めちゃくちゃめちゃくちゃ羨ましかった。
でも、中3の時に切り替えたんです。
そしたら、世界が変わってみえたんです。
だから、私みたいに、人を羨ましがったり、ヤサグレているあなたへ言いたい。
『才能もない。天才でもない。家庭環境だったよくない。貧乏。田舎育ち。背も小さければ、スタイルも良くないし、運動神経だってよくない。(全部私...笑)それでもね、”努力”は平等に与えられた権利です。そして、誰よりも努力をすれば、死ぬほど努力をすれば、それが才能となり、ひいては、天才となる。』
いいじゃないですか。
天才となるのが、早い人も遅い人もいる。
望んでた”天才”とは違うかもしれない。
でも、人をひがみ、生まれのせい、環境のせい、人のせいにして、一生を終えるよりは、平等に与えられた唯一の天才への道・努力をまっしぐらで進んでみては?
70代、80代、いや、90代になって”天才”と言われるなんて、ある意味カッコイイ。
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先日、格闘家の武尊選手の世紀の一戦に負けた後の会見を見ました。
「この10年間、勝ち続けてることで自分の存在価値があって負けたら全てを失うと思ってた。負けた後の想像をするだけで毎日怖くて寝れなくて今周りにいる人達やファンも負けたらたくさん離れていくのを覚悟してた。でも、リングを降りて花道を退場しようとしたら敗者の僕に対してたくさんの人が集まってきてくれてみんなが“ありがとう”と言ってくれた。そんな言葉をもらえると思ってなくて、涙が止まらなかった。その時の声や景色を思い出すだけで今も涙が止まらなくなる」
泣く...
いや、天心選手も、努力の天才だと私は思いますが。
天才も、努力家も、みんな、努力の末、今の地位や信頼を勝ち得ている。
そして、その先に見えるのは、おめでとうではなく、ありがとう。
泣く...
それを忘れないでおこう。そう思います。
今、「うまくいってないな〜」ってボヤいているあなたへ。
何か伝われば嬉しいなって思います。
本日は「天才とか、スポ根魂とか、雑草魂とか、鬼才のとか、孤高のとか、無類のとか...結局、人が付けたあだ名だから。超一流は、全員が”努力家”。努力家は、努力を見せないからかっこいいんですが、私はまぁまぁ褒めて欲しくて、ここに書いている。まだまだだな私って思う。(いや、私の場合は、褒められるより打たれる方が多いけど。出る杭なんで笑 でも、もっともっと出て、打てないくらいになりまーす)」ってお話でした。
学び:東京ドーム♪ここでやったんでしょ?世紀の一戦。私は行ってない。
おしまいー
chihiro
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