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今も忘れない 初恋のいた場所は
♪陽差しのように あなたはやって来たのです
微笑みながら 私を照らして 行ったのです
生まれて初めて 海を見た子供のように
立ち尽くしていた あの初恋の 来た道で
あなたでなければ みんなと一緒に 行きすぎた
愛したときから みんなと別れて ひとりきり
あれが私の 始まりでした 今もぼんやり 陽のあたる
ほら あそこです 初恋のいた場所は
歌:海援隊
作詞:武田鉄矢
作曲:千葉和臣
===
「歴史を知る。」
新しいビジネスをつくるにあたって、先を急いでいるけど、急いでいないので、外部分析に歴史的な時間の流れも見ながら分析をしています。
(美容業界なんて変化が早いので、そんなことやっている暇にあっという間に新しい時代が来ちゃいそうですが)
でもここはとっても大事だなって思うのと同時に、
私自身、この業界に来てから結構経ちますが、
意外とぜんぜん分かっていなかったという事実。
例えば、
”人”が、自分の姿をきちんと見ることができる道具=鏡が日本に伝わったのは、弥生時代で、中国大陸から伝来したとされています。
また、人類が感光材料(光を感じて記録できる材料)による撮影(さつえい)を実現させたのは、19世紀に入ってから。
1840年ごろ、写真技術は日本にも伝わってきたようです。
そんな電気および写真撮影の発達とともに、「視覚的自己認識」が現れ、人は自分の容姿に気を配るようになったのだとか。
確かにねーって思うのは、
実は私は、高校生くらいから目が悪くて、ずっとメガネをかけていました。それで、その”メガネ姿”がどうも似合わなかったらしくて、よく友達に、
「メガネ取ったら?」とか、「絶対メガネがない方がいいよ」って言われていました。
ただですよ。ただ私は、如何せん”メガネを取ったらボヤけてしまうから、メガネを取った自分の顔を鏡に映しても、自分の顔が認識できない…
それに加えてみえこ先輩が、
「メガネ姿の方が可愛いよ」とか言うから、ポジティブ少女だった私は、
間に受けて高校3年間、ほぼメガネ。花の高校生活を返してほしい…
さて。
要は、ここで分かることって、
美容という感情って主観だけではなく、客観的自己認識がとても大きな影響を及ぼすということ。
ちなみに、また話が脱線しますが、赤ちゃんが生まれてから初めて視覚的自己認識を持つのは、18ヶ月くらいらしいですよ。
いや、この自己認識や認知の領域って、美容と大きく関わると思っているので、もっと学問として勉強したいですよね。
今では当たり前になっている”美容という概念”ですが、
歴史的に紐解いていくと、確かに客観的な自己認識の発達と、美容の歴史は関係性を持っているなって思います。
美意識は、科学的な観点から見ても、文化や個人の価値観から見ても、非常に複雑で再現性がありそうな一方、全くないのかもしれません。
面白いのは、
人に見られないと思っているゴミ捨ての時。
そんな時に、ものすごく綺麗に日焼け止めを塗り、お化粧をする人はたぶん多くはないはずです。
もっと言えば、「今日は外出しないし、誰にも会わない」と決めている日の女性の多くは、
メイクをせずに1日を過ごそうとするのではないでしょうか。
そう、やはりどこか客観的。
『センスは、主観的視点。
美意識は、客観的視点。』
なんて文章を書いている方がいましたが、
そうやって言語化していくことによって、
私たちが追っているもの、研究していきたいものの解像度が高くなる気がします。
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♪散る花のように あなたはやって来たのです
ただ一面に 私に積もって いったのです
騒がしかった 心は 雪の夜のように
静まり返った あの初恋の 来た道で
見わたす限りの 空に誓った ただひとつ
涙の準備は していますから 愛します
あの時 私は 清らかでした 今もかすかに 風の吹く
ほら あそこです 初恋のいた場所は
歌:海援隊
作詞:武田鉄矢
作曲:千葉和臣
===
「物事は螺旋的に上がっていって進化する。」
ビリギャルの著者・坪田信貴先生がそうおっしゃっていました。
真っ直ぐ上っていかないんですって。
これって面白いですよね。
例えば、手紙。何かを伝える、という手段として用いられていましたが、それが電話が出てきました。手紙の持つ、「伝えるのに時間がかかる」という課題を克服しましたh。でも、電話になったことで、相手が”電話の前”にいないと繋がらないというデメリットが発生しました。そして次がメール。これは、時間を要さないですし、相手の場所を選ばない。そう、手紙の要素に近い。
ね?ぐるぐるしてるでしょ?
ぐるぐるしながら上って(便利になって)行っているでしょ?
そして坪田先生はおっしゃっていました。
「今この瞬間に、正義や正しさを決めても意味がない。」
だから、”今”を割り切っちゃダメなんですって。
悩んでいたら、新しいものが生まれたりするらしいので。
そしてこれらから、ここが最も大事。
『未来を予測するためには、過去を知った方がいい。』
===
♪生きてゆくうちに 心は少し 濁ったけど
だけどあなたの いた場所だけは あの時のまま
少年のまま 澄み切っている あの日々の
あなたを見つめ ひとり たたずむ 初恋のいた場所に
今も忘れない 初恋のいた場所は
歌:海援隊
作詞:武田鉄矢
作曲:千葉和臣
===
通常、生命を描く螺旋の話であれば、
”さよならにさよなら”と決まっているんです。
でも、つい先日描いたため、今日は春の彩りを加えました。
ってなんのこっちゃ。
甘酸っぱい過去を知り、未来を予測し、切り開く。
ここに描いていることは本当に一部。
歴史の中の本のわずかの”点”しかなかった私が、
温故知新、過去を知り、未来を切り開いていき、
幸せな人が増える世の中になるように、
種まきしていければと思います。
本日は「武田鉄矢さんは、音に、歴史と、色や香りを乗せる天才だと思う。」ってお話でした。
学び:YouTubeの見過ぎで肩こり
おしまい
chihiro
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