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夢を濡らした涙が 海原へ流れたらずっとそばで笑っていてほしい

♪幼い微熱を下げられないまま 神様の影を恐れて
隠したナイフが似合わない僕を おどけた歌でなぐさめた
色褪せながら ひび割れながら 輝くすべを求めて

君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい

引用元:空も飛べるはず
歌:スピッツ
作詞作曲:草野正宗

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「ライトに大きく上がった球がーーーーあ!取りました!3塁ランナーはホームへ向かって帰ってきます!ライト、バックホーーーーーーム!間に合うかどうかーーー!!!どうだーーーータッチは???すごいーーー!アウトだーーーーーーー!!!!好返球!!!!」

あれ?また野球の話かって?
仕方ありません。だって今日は神宮大会の決勝戦。

高校生の部は、

星稜高校(北信越・石川) vs 作新学院高校(関東・栃木)

3―1で星稜高校が作新学院を破り、32年ぶり3回目の優勝!

大学生の部は、

慶応大(東京6大学) vs  青山学院大(東都大学)

2-0で慶応大学が 青山学院大学を破り4年ぶり5度目の優勝を果たしました。

いや、今日だけではもちろんありませんが、
やっぱり、トップ同士の戦いはシビれます。

そんな中でも、解説してくださっていた方がおっしゃっていてとても感銘を受けたのは、

「スポーツが上手な人は、空間認識能力がめちゃくちゃ高い」という言葉。

シビれる。


”空間認識能力”。

難しい言葉なので、ウィキ先生に聞いてみると?

物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のこと。空間認知、空間識、空間知覚の能力をいう。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


要は、ライトの人がボールをとって、ホームに向かっている人をアウトにするために、キャッチャーのいる方向を認識し、その方向目がけてボールを投げる。そのボールが、ちゃーんとキャッチャーのキャッチャーミットにスポッと入るように、しかも、ランナーよりも早くキャッチャーミットに入れるためのボールを投げる角度や、力加減などなど…

いやね、なんでこんなことをわざわざ運動神経0っぽいエステティシャンの私が描くかというと、

実はこの”空間認識能力”って、

エステティックの技術や、ビジネスにもとても役に立つなって思うんです。

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♪切り札にしてた見えすいた嘘は 満月の夜にやぶいた
はかなく揺れる 髪のにおいで 深い眠りから覚めて

君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでも
ずっとそばで笑っていてほしい

引用元:空も飛べるはず
歌:スピッツ
作詞作曲:草野正宗

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例えばエステティックの技術では、色々な工程を淡々とこなすのもいいのかもしれませんが、私はその”間”がとても大事だと思っています。

特にマッサージをするときは、

ただ単純に押す手技=圧迫法 (プレッション)だとしても、

1回目に押す時と2回目に押す時に、0.何秒なんですが余白うや間を空けることで、

リズムを持ちます。これはマッサージだけではありません。

工程と工程の間や余白で施術全体のリズムが出来上がりますし、何より、お客様のリズム=呼吸があるので、まずは同じリズムから始めて、だんだんそれと大きく違うリズムを使うことで、逆にいい刺激を与えたりします。

これらも全て、結果を出すために重要な要素。

ビジネスも同じですよね。

ビジネスにおいて重要な能力はたくさんあるでしょうけど、
ビジネスの基本が人と人のコミュニケーションから成り立っているとすると、

そのコミュニケーションは、

話す内容ではなく、間や余白でリズムをつくっているのと、相手との目に見える方も見えない方も両方とも、”(空間的な)距離感”が大事だと私は思っているので、

やっぱりここでも、

空間認識能力って結構試されているように思います。

ま、かっこいい文字並べていますけど、

私ができているか?って聞かれると、大したことがないと思いますけどね。

野球に限らず、スポーツって本当に色々なことを教えてくれます。

ビジネスと違って、勝ち負けもシンプルだし、ルールも明確。複雑ではないから、誰にでも分かりやすい。

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♪君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい

引用元:空も飛べるはず
歌:スピッツ
作詞作曲:草野正宗

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神宮大会では、そんな学びはもちろん、

たくさんたくさんの感動をいただきました。

お客様に入る合間合間ですけどね、

私はこの大会を見るために、その他の時間を決しておろそかにせず、一生懸命駆使してきました。

これを、

”勝ち取っている”

そう言えるのではないでしょうか?

冬に向けて空が高くなってきた神宮球場で躍動する選手たちの汗と涙は、私の記憶に伝説としていつまでも残っていきます。

私も、そんな仕事がしたいなって思います。

心から、感謝を込めて。

本日は、「大学の部、慶応対青山学院の試合。両投手陣の力投で、試合はずっと緊張状態でした。青山学院の投手も素晴らしい投球を見せ、6回から2番手で登板したのは、来年阪神に入団が決まっている下村投手。130キロ台中盤のカットボールもさえ渡り、2イニングを3者凡退でパーフェクトに抑えていた。でも、3イニング目の8回。ストライクが入らなくなって結果、9連続ボール。押し出しをしてしまいました。結果、その時の2失点が勝敗をわけ、慶応義塾大学が優勝。決して、『負けても大丈夫だよ』とか『負けてもしょうがない』とかいうべきではないので差し控えたいなって思いますが、それでも、きっとこの苦しさが、いつか花咲く日が必ず来る。私はそう思います。私も、頑張るかなーーーーーーー(いつもいうやつ)」ってお話でした。

学び:トランポリンは空間認識能力を高める…という意味ではない。ただ山があったから跳ねてみただけ。

おしまいー

chihiro


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