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せつない片想いあなたは気づかない

♪出逢いは風の中
恋に落ちたあの日から
気づかぬうちに心は
あなたを求めてた
泣かないで恋心よ
願いが叶うなら
涙の河を越えて
すべてを忘れたい
せつない片想い
あなたは気づかない

 引用元:木枯しに抱かれて・・・ 
歌:THE ALFEE
作詞:高見沢 俊彦
作曲:高見沢 俊彦

===

『今年は、これまでになく暑い夏になるでしょう』

テレビ画面の奥から聞こえてくる”異常気象の夏”は、ある意味すでに夏の始まりを知らせる風物詩みたいになっていて、

ジメジメとした梅雨をマシにさせてくれているのかもしれません。

そんな湿気を拭うように現れる季節も、ここ数年は

”都市対抗戦”や、”甲子園”によって胸熱にさえしてくれて、

浮かれて山本リンダさんの”狙い撃ち”や、嵐の”夏疾風”でも聴いた時には、もうテンションはマックスで、

毎日毎日高嶋元監督の声で私の心は躍ります。

それでも、そんな時期は案外短くて、いつも「あっという間だった…」という予定通りの言葉しか出てこない語彙力のなさを責めながら、気づくと緑が黄色に変わりつつあり、

肩は朝夕少し隠したくなるほど。

そして、いつの間にか蝉の音が鈴虫に変わった頃、

肩に袖を考え出すと、それと同じくらい心が無性に切なくて

夏に丸をつけたくなくて、

必死に抵抗するも、

いまだに勝ったものはいないらしい。

・・・ん?

夏の終わりと秋の訪れを描きたかったんですが、
400文字も書いてしまった。

いつもながらに、長々とした前触れで始まり、

それでも、自ら規定した通りの2000文字に到達するまでは深い眠りにはつかない日々が、間も無く5年も続いているのだから、

そろそろ私も、人間ではなく、チャットGPTじゃないのかと疑われてもおかしくありません。

ただ思うのは、

毎年毎年、この季節は、表現しようもない切なさと儚さを装います。

面白いと思いませんか?だって、何回春夏秋冬を繰り返してきたのか。

慣れないってもしかしたら最高の愉しみ方なのかもしれませんね。

===

♪あなたの背中見つめ
愛の言葉ささやけば
届かぬ想いが胸を
駆け抜けてくだけ
哀しい程の星空に
天使の声がする
あきらめきれぬ恋でも
夢は見ていたいから・・・
せつない片想い
あなたは気づかない

引用元:木枯しに抱かれて・・・ 
歌:THE ALFEE
作詞作曲:高見沢 俊彦

===

先日、1ヶ月ぶりにお越しのお客様にお茶をお出しすると、

ニコニコニコニコ嬉しそうなお顔を。

そしておもむろに、

「実は報告しなくてはいけないことがありまして」と。

「どうしました?!」と前のめりで伺う私に、
さらに満面の笑みで、

「妊娠しまして…」

きゃっほーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

妊婦さん目の前に、大声を出して驚かしてしまった自分を反省。

それでも、嬉しくて嬉しくて嬉しくて嬉しくて。

聞けば、年をこして桜の季節には新しい命が誕生するのだとか。

泣く。

そして、散々二人で盛り上がったのち、

「今日の施術はどうしますか?」とご状況とご意向を確認すると、

「フェイシャルでお願いします!」と。

実はこの時、心の中でハッとしました。

というのも、このお客様、

ボディが基本で、ブライダル前に1度だけフェイシャルも行ったことがある方で、

私の中で、「今日の施術はどうしますか?」の回答が
フェイシャルという選択肢は想定外でした。

もちろん、できなくはありませんでしたし、
なんならうちはフェイシャルのお客様の方が多いくらい。

ただ、心の準備どころか、フェイシャルの可能性を考えもしてなかった自分がなんだかプロとして甘すぎて、超絶猛省…


とはいえ、目の前のお客様に満足いただくために大慌てで準備を切り替えることに。

もちろんベストは尽くしました。
でも、きっともっともっと想定できたことはあっただろうし、

1000%で対応できたのなら、よかったのに…と。

そんな残存を残してしまったように思います。

そしてたまたま今日、超絶尊敬する技術者さんがこんなことをおっしゃっていました。

「新規さんに入るときは、流れのように入ることはできない。心の準備とか、整えてから出ないと。」

かっこいい…

超一流の人ほど、一球入魂

改めて技術者としての自分の姿勢を反省しました。

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♪その瞳に運ばれた
涙がせつないね
眠れぬ夜をいくつも
通り過ぎてきた
木枯しに抱かれて
心はあなたへと・・・
恋人達はいつか
心傷つくたび
愛する意味を知る
涙・・・ やさしく
その手に確かな
夢をつかんで

引用元:木枯しに抱かれて・・・ 
歌:THE ALFEE
作詞作曲:高見沢 俊彦

===

毎日前を向いて生きていると、

「一生懸命生きている」ということが通用手形のように誇らしく思えて、

それでも、振り返ると、

「あれもしたらよかった、これもしたらよかった」と後悔も出てくるようになって。

実は私、少し前までは
「別に過去に後悔なんてない。過去に戻りたくはない。」なんて言っていました。

でも、そんな私の心の変化は、
きっと、二つ理由があって、

”今”に溢れすぎている点と、
”未来”の想定や準備の欠如なのかなって。

そして最近思うことは、

残存を残すからこそ、愛おしくて、
また今を大切に思えるのかもしれないなって。

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♪白い季節の風に吹かれ
寒い冬がやって来る
激しく燃える恋の炎は
誰も消せはしない
せつない片想い
あなたは気づかない
せつない片想い
あなたは気づかない
せつない片想い
あなたは気づかない

引用元:木枯しに抱かれて・・・ 
歌:THE ALFEE
作詞作曲:高見沢 俊彦

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夕焼けは空を真っ赤に染めて、
夏の終わりを感じさせてくれてます。

風が気持ちよくて、

切なさを助長ますが、

それもまた、人生なのかもしれません。

春夏秋冬。
毎年同じ流れなのに、二つと同じはありません。
まるで、人生のようですね。

本日は、「毎日がスペシャル!!!」ってお話でした。

学び:今日もスペシャル
おしまい

chihiro

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