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「銭湯に行くと前向きになれる」豪太くん【銭湯LOVERインタビューVol.8】

こんにちは!銭湯ブロガーのちーさんです。
銭湯インタビュー第8弾、都内大学生の豪太くんにインタビューしました。銭湯再興プロジェクトメンバーの豪太くんは、なんとたまたま大学の後輩でした!今は東京で大学院に通っています。

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銭湯を好きなったきっかけはなんでしたか?

もともと、仙台にいた時から温泉・お風呂が好きで「竜泉寺の湯」とかによくいってました。大学院に入って東京にきて、最初は笹塚に住んでたんですね。笹塚の近くに「栄湯」っていう銭湯があって「そうか、東京だと銭湯に行くという手があったんだ」ということで行くようになりました。あと、1ヶ月くらい京都に住んでいた時があって、京都ってお風呂屋さんが多いんですよ。そこでも「銭湯いいな」ってなって徐々に好きになって行きました。

なるほど。豪太くんは今「銭湯図解」の撮影をしたりと銭湯に深く関わっているイメージですが、普通の銭湯好きからそういう風になったのはどういう経緯なんですか?

やはり銭湯再興プロジェクトに入ったのが大きいですね。プロジェクトを主催している小杉湯を知ったのは、Twitterでした。ブロガーとかが「交互浴の聖地」「整う」とか書いてて、最初は「なに言ってんだろう」って感じでした。でも気になってはいたんです。んで、去年の1月に初めて小杉湯に行きました。そこで交互浴のすごさを身をもって実感したんですね。「Twitterに書いてあることは嘘じゃなかった」と。あと、いろんな年代の人たちが和気あいあいとしてて活気がある感じに惹かれました。小杉湯の塩谷さんのTwitterもフォローしてて、そこで銭湯再興プロジェクトを知って入りました。

なぜ銭湯再興プロジェクトに入ろうと思ったのですか?

もともと、オンラインサロンに興味があって、他のサロンにも入ってたりしてました。でも、他のサロンはどちらかというと「サロンオーナーのために活動する」という色が強くて、ちょっと違和感があったんです。そういうピラミッド型じゃなくて、もっと根本的に、同じものが好きな人が集まって、自由に活動する感じの方がいいなと。そのときに、銭湯再興プロジェクトのCAMPFIREの募集を見て、このオンラインサロンは良いかもしれないと思いました。あと、単純にお風呂が好きな人ってどんな人たちなのかっていう興味もありました(笑)

確かに、銭湯再興プロジェクトはかなり自由な雰囲気ありますね。

そうですね。サロンオーナーの塩谷さんのために、とか小杉湯のために、とかってよりは銭湯全体をどう盛り上げていくか、ということがコンセプトになっています。

いま、どのくらい銭湯に行ってるのですか?

大体週に1回くらいです。あんまり週何回行こうとか決めてなくて、「行きたいな」と思ったときに行くようにしてます。銭湯に行くと、気持ちをリセットできます。スマホから距離を置いてぼーっとすることで、アイデアが湧いたり、やりたいことが出てきたり、前向きな気持ちになれるんです。なので、気分が落ち込んでるときや上手くいかないなというときには行く頻度が増えますね(笑)お風呂に入るとリラックスできるので、「疲れているなら銭湯に行け!」と言いたいですね。

リラックス効果でいえば、家のお風呂でも良いんじゃない?と思う人もいると思うのですが、あえて銭湯に行く理由も教えて欲しいです!

銭湯は、水風呂があるのはでかいです。交互浴ができるとやっぱりスッキリ度合いが違います。それから、足が伸ばせることです。家のお風呂は足が伸ばせないんですよねー。そうなると、リラックス効果も下がってしまう。あとは、あったまり方が全然違います

総じて、銭湯は効果が高いということですね!銭湯で印象に残っているエピソードはありますか?

「銭湯図解」のための撮影で、町田の「大蔵湯」に行ったときなのですが、常連のおじいさんがたくさんいて、サウナと水風呂を往復してたんですよ。そしたら急にみんなで水風呂を手でバシャバシャと掻き出し初めて。「何事⁈」と思って聞いてみたら、「ほてった体で水風呂に入ると、水風呂がぬるくなるからこうやって冷ましてるんだ」って言ってて。何十年も通っている彼らだからこそ、銭湯や他のお客さんへの思いやりを、彼らなりの表現で現していて、これが忘れられないです。ローカルなカルチャーというか、異文化体験でしたね。

日本なのに異文化体験ができるというのも面白いですね。最後に、お気に入りの銭湯を教えてください!

一番のお気に入りは、「文化浴泉」です。キレイで掃除が行き届いてて気分良く入れるっていうのと、背もたれがある椅子があるのがポイント大きいです。交互浴の休憩のときにもたれかかれる椅子があると良いんですよね。あと、お客さんの雰囲気も好きです。文化浴泉って新しい感じの銭湯なのですが、実は創業は戦前で100年近い歴史のある銭湯なんです。だから、モダンな空間の中にも、古くからのお客さんとかも混ざっていて、和気あいあいとしているところが好きです。

他だと、小杉湯と、笹塚の栄湯、三茶の駒の湯あたりによく行きます。


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