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「好きを仕事にする」とは趣味を売ることなんじゃなかろうかという話

1~2年くらい前からよく聞くようになった「好きを仕事にする」という言葉。今日はこれについて考えてみます。

結論:無理に趣味を売る必要はない

最近、趣味に関する話題をよくnoteに投稿しています。

自分が持っている趣味を何らかの形でアウトプット(生産)すれば、周りの人にワクワクが伝わって、もっと楽しくなるよという記事でした。
で、この記事に対して「好きを仕事にする」についての感想をいただきました。

そこで、好きを仕事にすることと趣味について考えたところ、「好きを仕事にする」とは、趣味を売ることなのではないかと思ったんですね。

「好き」=「趣味」、「仕事にする」=「お金を稼ぐ」と置き換えます。

好きを仕事にする
→趣味でお金を稼ぐ
→趣味で何かを生産してそれを売ることでお金を稼ぐ
→趣味を売る

みたいな感じです。売るためには、何かを生産しないといけないので、先日紹介した"消費する趣味"をやっているだけでは、「好きを仕事に」はできないと思います。

私は、趣味で何かを生産するところまではやっていますが、それを売る(お金する)ことはしていません。

売れるレベルのものを生産できているかというのが分からないというのもありますが、何よりお金に困ってはいないので売る必要がないためです。

趣味を売ることでお金は得られますが、同時に義務感が生まれたりお金に目が眩むことが増えて、結果的にもともと好きだった趣味を楽しめなくなるリスクを孕んでいると思います。例えば、旅行が趣味で旅行ブログでお金を稼ぐようになり、お金稼ぎのために行きたくもない場所に行っていたら旅行を楽しめなくなってしまった、など。

そこのバランスってけっこう難しいんじゃないかなぁと思います。なので私の場合、あえて売ろうとしないというところもあります。

そういう意味で、好きなことを心から楽しんでそれをお金に変えてる人はすごいですよね。(ゆくゆくは自分もそれを目指したい)

何が言いたいかというと、「好きを仕事にする」が肯定されている世の中ですが、”生産する趣味”(ブログなど)それ自体を楽しいと思っている人は無理にお金にしないという選択肢もあるということです。

ブログは趣味として楽しんで、お金は別の仕事で稼ぐ。今のところ私はそういうスタイルです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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