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カフナの魔法 第3回 MAKIA 意識のフォーカスが現実化のエネルギーを集める

フナの原則第3番は、MAKIAです。ハワイ語だとAの上に長母音記号がついて、「マーキア」となるそうです。MAKIAは、「杭を打ち込む」とか「狙い」「目的」という意味だそうです。建物の土台を作るために杭を打ち込むように、目標を定めるというような感じのことなんだと思います。意識のフォーカスをそのように具体的に向けることにより、現実化されていく、ということです。



意識のフォーカスとは?

フナでは、意識はクー、ロノ、カネの3つの部分に分かれている、と言っています。ロノというのが、私たちが普通に意識と言っているもので、顕在意識、自我意識といったものです。「頭で考える」というときの頭ですね。クーはそれに対して潜在意識、感情とか、身体意識を表しています。肚感覚とかインナーチャイルドと言っているようなものです。カネは、超自我、宇宙意識といったもので、私たちがハイヤーセルフとか、高次元意識とか言っているもののことです。

意識のフォーカスが現実化のエネルギーになっていくには、ロノとクーが同じことを考えているということが大事です。つまり、頭と肚、頭と心、顕在意識と潜在意識が一致していて、葛藤していないということですね。


Kane  超自我・宇宙意識
カネ

Lono  顕在意識・自我意識    頭
ロノ

Ku   身体・感情・潜在意識    インナーチャイルド・肚感覚
クー

本気で望んでいることなのに、なかなか実現しないというときは、ロノがそう望んでいるだけで、クーはそれに反対していたりすることがあります。頭では望んでいるけれど、心は望んでいなかったり、インナーチャイルドは嫌がっていたりするということですね。

クーとロノが一致して望んでいるのかどうかを知るには、ものすごく簡単な魔法があります。

魔法の使い方は、このリンクからすべて読むことができます。
https://note.com/chihiro279/n/ne9e2e1a7b64a

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魔法の使い方 その3 本心の望みはどんな感じ?


魔法の使い方のその2では、望みが本心のものかどうかを確かめる方法を書きましたけれど、それでは本心の望みというのはどういう感じなのかですね。 「私はOOをしたい」と言ってみて下さい。身体の真ん中の背骨のあたりがゾワゾ ワするというか、子供みたいにドキドキワクワクする感覚がしたら、それはまず本 心の望みです。こういう望みは、嫌でも現実化します。現実がそういう設定ですで に動き出していると思っていいです。

そういう望みは、でもそんなことあり得ないとか、そんなこと人に言うのも恥ずかしいとか思えるかもしれません。何か子供っぽすぎるように思え るんですね。でもそれは、それまでそういう設定で生きてきたということにすぎません。「そういうことはあり得ない」ということにしてあったっていうことです。だから実現もしなかったんですね。

でも、それを望むと決めたら、その瞬間から設定が変わっていくんです。望みが実現する方向に意識が向き始めて、そういう情報に目がいくように なったりするし、チャンスがある時にパッとそれに気づいたりするようになる。まるで魔法みたいなシンクロが起きたりもするんですが、前だったら同じことが起きても意識に上らなかったと思います。

人が不可能と思っていることって、単に「それはない」という設定にしてあるからそう思えるにすぎなかったりするんです。設定がそうなっている から、できない理由や失敗した例ばかりが意識に入ってくる。 だから、たとえこんなことが起こるなんて信じられないと思っても、それはあり得るということにしてしまうと、急に成功した人の話とかが目に入っ たりし始めます。そうすると、あり得るという意識が強まってくるし、実現のための情報がどんどんと入ってきたり、そういう人間関係ができてき たりします。そのうちには、あり得ないと思えたことの方が信じられないように思えてくるかもしれません。

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「私は00をしたい」と言ってみて、身体が抵抗しているような感覚、身体のどこかの筋肉がギュッと締まって重くなってくるような感覚がしたら、それはクーが嫌がっているということです。たとえば、「お金が稼げるようになりたい」と言ったときに、身体が嫌がっている感じがしたら、お金を自由に使いたいけれど、働きたくはないのかもしれません。その場合、「私はお金を自由に使いたい」と変えたら、クーが喜んでいる感じがするかもしれません。

私たちは、働かなければお金が得られないとか、働かないでお金を使うのはいけないとか思い込んでいるので、本当はちょっとした贅沢を自分に許したいだけなのに、「お金を自分で稼がなければ」と思ってしまうんですね。この場合、ロノとクーが一致していないので、一生懸命やっているのにお金が稼げない、ということになったりします。

私たちが頭で「これが現実的な望み」と思っているものは、実は望みが実現するかどうかにはあまり関係がありません。それよりも、クーとロノが一致していることが大事なんです。クーとロノが一致していたら、意識のエネルギーが現実化に向かって集まっていきます。宇宙には不可能なことはないんです。私たちが、一体どうやって実現していくのかわからなくても、思わぬシンクロが起きたり、そういう情報がどこからかやってきたりして、何となく実現していたりします。

頭よりも、身体の方がよく知っているということがあります。頭はこれまでの常識とか、植えつけられた概念とかで結論を出しますが、身体はそういうものに縛られていないからですね。宇宙に不可能なことはないのをまだ知っている小さな子供みたいなところがあるからです。


エネルギーが強いところとは?


エネルギーが強いというと、パワースポットみたいな場所を思い浮かべますが、実現化のエネルギーが強いようなところは、むしろ街中にある活気のある場所などです。面白いことをやっていて、自然に人が集まってくるようなところですね。皆が楽しくやっているようなところでは、クーとロノが一致しているので、人も集まるしお金も集まってきます。

商業主義的にやっているところは、人もお金も集まってきますが、これはクーとロノが一致してエネルギーが集まっているのではなく、欠如意識を掻き立てて人を集めていることが多いと思います。私たちは、メディアで絶えず「これが足りないから、まだ豊かじゃない」とか「これがないから、完璧な幸せじゃない」とか思わせられているようなところがあるんですね。だから、本当は求めていないものでも、それがあったら幸せになれるんじゃないか、豊かな気分を味わえるんじゃないか、と絶えず思ってしまうようになっています。

プール付きの家がないから、自分はまだ本当に豊かじゃない、とか、皆が持ってるブランド物のバッグがないから、とか、どれだけ持っていても、はてしなく欠如意識を持たされていたりします。だから、人やお金が集まってきていても、それはエネルギーがあるからじゃなくて、欠如意識が集まってきているだけだったりするわけですね。

パンデミックが始まってから、抗議行動を始めた人たちが世界中でたくさんいますけれど、ああいう人たちはお金とかではなくて、命がけで活動しています。クーとロノがぴたりと一致しているんです。いろいろな弾圧を受けて、動画削除されたり、仕事を失ったりしていますけれど、それでも動画のリンクのところに口座番号を書いて寄付を集めたりして、活動しているんですよね。そういう人のところには、協力する人もどんどん集まってくるし、お金も集まってきています。現実的に思えなくても、クーとロノが一致していて、ものすごい意識のエネルギーが働いているので、人もお金も集まり、いろんな活動ができていくんですね。



イメージトレーニングに効果がある理由


イメージトレーニングといって、うまくいったところを想像してからやると、実際にうまくいくということがあります。意識をフォーカスすることが現実化するので、うまくいくイメージに意識を向けると、実際にそのようになるんです。逆に「失敗したら大変だ」「失敗しないように気をつけないと」と思っていると、失敗に意識を向けることになり、かえって失敗してしまったりします。実際私たちは、失敗する方に意識を向けていることが多いんですよね。

こういうときは、「私は失敗しないでうまくやる」ということにして、そっちに意識を向けておくと、うまくいくようになると思います。


きれいになる魔法


意識を向けると現実化するというのを実感するのには、まずはきれいになる魔法をやってみるのがいいと思います。ただ「もし私がすごくきれいなんだったら?」と思ってみるだけの、すごく簡単な魔法です。これで、クーが喜んでいる感じがしたら、もう顔つきが変わってきています。皆でやってみると、たがいにきれいになっているのがわかります。背筋が伸びて、すらっとした感じになっていたり、血色がよくなって目が輝き始めていたり、顔の輪郭もキリッと締まってきれいになっていたりします。何よりも、魅力的なオーラを発し始めるんですね。それで、どこがどう変わったというのじゃなくても、「この人は素敵な人だな」と思わず見入ってしまうような感じになっています。意識のフォーカスを変えるだけで、どれだけ変われるのかが、よくわかると思います。


魔法の使い方 その12 ー 宝の見つけ方


昨日の魔法の使い方では、誰かになるやり方をやりましたけれど、今日は宝を見つける方法を説明します。自分が何かを持っていないと思う時に、それを手に入れるやり方です。

昨日の魔法では、9次元の意識世界になると自分が持っていないと思っている能力もすべて自分のものにできるということを言いましたけれど、自分が持っていないものを手に入れるのも、同じようにできるんです。9次元の意識世界になると、人と人の間の境が架空のものでしかないことがわかるからですね。つまり、ないと思っているのは、境があると思っているからなので、その境を開けばいい。

よくコップの水は「半分しかない」とも言えるし、「半分もある」とも言える、ということを言いますけれど、どんなにないと思っても必ず半分は あるはずなんです。たとえば、いくら自分がきれいじゃないとか女性的じゃないと思っても、魅力的なところが必ずあるはずです。そしたらそこだけにフォーカスして、「私はきれいだ」と言ってみて下さい。もし身体が暖かくなって、うれしいような恥ずかしいような感じがしたらOKです。それで境は開いたはずなので、あとは宇宙から入ってきます。

もしそれでうまくいかなかったら、「もし私がすごくきれいだとしたら?」と思ってみて下さい。この方が簡単にできるんじゃないでしょうか? 現実上でどうなのかなんていうことは考えなくていいわけなので。そして、人に会う時にも、何か言う時にも、服を選ぶ時にも、「もし私がすごくきれいだとしたら、どういう風にする?」と思ってみて下さい。
これをやっているうちに、いつの間にか人にきれいですねと言われるようになっていると思います。

私はお金が稼げなくて困っていた時に、「もし私がすごい大金持ちで、値段を見なくてもいいくらいにいくらでもお金があるとしたら、どうする?」と、お金を使う度に考えるようにしていました。すると、それまでお金がないないと言いながら、実はすごい無駄づかいをしていたことに気がついたんです。そして、お金を使っていてもちっとも豊かな気持ちになっていなかったことに気がつきました。結局、お金があるのかないのかというのも設定の問題だったんです。「私はお金が稼げない。だからお金がない」という設定になっていたから、ある分のお金は無駄なことに使ってしまい、そのことに自分では気がついていなかったんです。そういうときには、お金が入ってくる道があっても、それは自分にはできないとか、現実的じゃないとか思い込んで、わざわざうまくいかないやり方をしていたりします。それは単に設定がそうなっているからなんです。 お金でも何でも、客観的に見てあるのかないのかということは、あまり重要なことではないんです。「ある」ということにしてあるとだいたい間に合うことになっているし、必要な時にはいつもちゃんと入ってくるのがわかると思います。


誰かの能力をもらう魔法


誰かのことがうらやましくてジリジリするとき、私たちは「そういう能力は自分にはない」ということに意識をフォーカスしてしまっています。こういうとき、その能力をもらう魔法を使ってみるといいと思います。

第二回のセミナーで、KALA 「限界はない・境界はない」というのをやりましたけれど、本当は人と人との間には境はなくて、誰かが持っている能力は自分も持つことができるんです。アカシックレコードといって、これまで人類が経験したすべてのことは、宇宙に記録されていて、誰でもそれにアクセスすることができると言われていますけれど、過去の人でも誰でも、意識でアクセスして情報を受け取るということができるわけですね。

これも皆でやってみると、とたんに違うオーラを発し始めるのがわかると思います。いつもと姿勢が変わっていたり、顔つきが変わっていたりして、まわりの人から違う反応を引き寄せ始めているのがわかります。


魔法の使い方  その11 誰かの能力をもらう魔法


昨日はものや人の魂と話すやり方を説明しましたけれど、今日はさらに進んで、他のものや人になる魔法の使い方を説明します。次元のところで話したように、9次元の意識世界になると、他の魂に自由に行き来することが可能になるんです。私=あなたになることができる。

たとえば、もし誰かの能力がうらやましいと思ったら、その人になってしまうということができます。その人のことを思い浮かべて、「私はOO だ」と言ってみて下さい。自分がその人の中にすぅっと入っていったような感じ、あるいはその人が自分の中にすぅっと入ってきたような感じがす ると思います。そうしたら、その人の目でまわりを見てみて下さい。世界が今までとは違って見えていると思います。話す言葉や姿勢も変わっているかもしれません。

ハワイのシャーマンが言っていた話ですが、あるときふいに馬に乗って皆で出かけることになったのに、彼はずっと昔に馬に乗ったことがあるだけで、どうしていいかわからなくて困ったそうです。それで、馬の名人に「なる」ことにして、「俺はジョン・ウェインだ!」と言ったそうです。そしたら、どういうわけだか見事に馬に乗れていたそうです。「俺は空手の名人OO!」と言ったら、ヤクザとやり合って勝てたって言っていた人もいました。どうしてこういうことが起こるのかわからないんですけれど、きっと人の経験というのはその人の中にだけしまってあるのではなくて、宇宙の中で共有されているものだからなんでしょうね。それが見えてくるのが9次元の意識世界です。だから、その次元までくると、人の経験も能力もすべては誰にでも提供されていることがわかります。そしてまた、自分が経験したり学んだりしたことも、別に人に話したりしなくても、それだけで世界に何かを与えていることになるわけですね。9次元ではそれが見えてきます。 だから、もう「私はOOができない」と思ってジリジリすることはありません。その力は実は誰の中にもあるんです。宇宙にあるすべてのものは、「私」でもあるので。


このセミナーのライブ配信の録画はこちらで見られます。


https://www.facebook.com/100000165488492/videos/1104053583490948/

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