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【世界を変える魔法セッション ー 巨人の意識を取り戻す】


今年最後の世界を変える魔法セッションは、巨人の意識を取り戻して善と悪の戦いを最終的に終わりにするということを目指して、12月30日行われました。今回も日本の他にタイ、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、ハワイ、ドイツ、イタリア、オーストリアなど、世界中から80人以上が参加して、意識を合わせました。これは、そのセッションのレポートです。

闇とは何なのか?


12月7日くらいから闇の勢力がもう力を失ったという感覚がしていたんですが、そのあとクリスマス前に「今は善と悪との最後の戦いだ」ということを言っていた宗教家の人が何人もいました。闇の勢力がもはや力を持っていないということは、2017年の頃からバリのシャーマンも言っていたのだそうです。私もその頃は熊野で縄文の聖地の封印解きをしていて、闇から光へ切り換わった感覚を感じていました。それがこの年末に、最終的なステージに来たということなのかもしれません。

この闇とか悪とかいうものは何なのかという話なんですが、それは数千年前に支配と戦いの時代が始まったことから来ています。支配とは、ごく簡単に言うならば、人を自分の思うように動かすということです。人間は本来、自分の思うように自由に生きるわけですが、そうではなくて、誰かの意志で動くようにするということですね。

支配のために使われる手段の第一は、暴力です。言うことを聞かないとひどい目に遭わすぞといって、従わせるわけですね。日本では縄文の末期に支配の時代が始まったんですが、そのときにやってきた支配者は、縄文の人々に武力でものすごく残虐なことをして、支配してしまいました。

支配に使われる二番目のものは、お金です。人はお金がもらえるというと、自分の意志に反することでもしてしまいます。今世界を支配しているのは、ほんの一握りの人たちだと言われていますが、この人たちは金融を裏から牛耳っている人たちです。マネーゲームのようなことで、世界中のお金を思うように支配し、それによって世界中の人々を支配できるような仕組みをこしらえてしまったんです。その人たちは、自分で何かをするわけじゃありません。ただお金を動かして、人に脅迫させたり暗殺させたり、あれこれの政治工作をさせたりといったことをするんです。

三番目の支配の手段は、情報です。メディアを操作することで、人々に「これがいいことなのだ」と思わせて、思うように動かしてしまうというやり方です。この2年ほどは、あるとても危険なウィルスが流行っているというイメージをメディアを通して作り出し、それが世界中の人々が思うように動かしている状況です。


善と悪の最後の戦い

一方、2017年にはこの一握りの人たちがすでに倒されていたという話があります。世界中のスピリチュアルな人々が「闇はもはや力を持っていない」という感覚を受け取っていたことと、これはリンクしています。お金を動かすことで世界中を支配していた少数の人たちは、当人はすでにいなくなっているのに、その仕組みだけが動き続けている状態です。それは、この支配構造を保つことで、これまでの特権的な生活を続けていける人がたくさんいるからなのだと思います。この人たちもまた、支配されている人たちであり、ある意味犠牲者でもあるのですが、この支配構造を保とうとして動き続けているようです。そのために、この支配の構造が今でも保たれているというのが現状です。この人たちは、お金が回ることで豊かな生活ができているので、そのお金を回し続けようとしているわけですね。

先日、ジェイコブ・ロスチャイルドが今のパンデミック騒ぎを批判した投稿に、コメントをした文章がネットで回っていました。そんなことをしても無駄だ、完全に操作されて支配されているんだから、みたいなことを言っているコメントです。これを見て、これは大変だと思った人がたくさんいたんですが、これはこけ脅しだなと私は思いました。それというのも、ロスチャイルド家はもはや雇われ店長のようなもので、支配力はないという情報を聞いていたからです。

いわゆるDSと言われる人たちは、追い詰められると必ずこの類のこけ脅しをするという話を思い出しました。逮捕されたときなど、「俺が誰だか知っているのか? 手を出したりしたら、裏で手がまわってひどい目に遭うぞ」とかいうことをだいたいいつも言うんだそうです。この手の脅しは、それで相手がひるめば、実際に支配力あろうがなかろうが、相手を支配できてしまいます。今は、この支配構造が崩壊する最終段階で、もう背後には何もないのに、何とかして脅かして従わせようとしているのじゃないかと思いました。

おとぎ話に、見上げるとどんどん大きくなる鬼の話があります。あれと同じように、彼ら支配の手法に熟知している人たちは、自分を大きく強く見せることで、私たちを支配しようとしているんだと思います。相手の方が強いのかと思ったら、相手がどんどん大きく見えてきて、私たちは抵抗しようとする前にあきらめて従ってしまいます。その手が効く限りは、彼らはどんなに力を失っていても、私たちを支配することができてしまうんです。

おとぎ話では、その仕組みに気づいた主人公が、鬼を見上げるのをやめて、足元を見て、見下ろしてみたんですね。そうしたら、鬼はどんどん小さくなって、しまいには蟻のような大きさになったので、指でつまんで放り投げてしまった、というオチになっています。

なので、敵と戦おうとするよりも、私たちが意識上で巨人の大きさになって、世界をまだ支配しようとしている人たちを見下ろしてしまえばいいのではないかと思いました。

亡くなった人たちは生きている私たちを守っている


タイ在住の人から、太平洋戦争のときにアジアで亡くなった大勢の日本兵の慰霊をまずする必要があるのではないかという提案が出されました。タイでは、インパール作戦に駆り出された日本兵が、食べ物もろくにない状態で見捨てられた形になり、飢餓とマラリアとで何万人も亡くなったのだそうです。その慰霊がほとんどなされないままに今に至っていると。

またシベリアに抑留された日本兵たちも多くが飢えと病で亡くなったそうですが、その身元を日本の人々に残す手段さえ奪われたのだそうです。

その話を聞いて思ったのは、これは戦争というよりも人工削減策ではないかということです。第一次世界大戦でも、実のところ戦争で亡くなった人よりも、流行病で亡くなった人の方が多かったそうです。そして、それは流行病であったというよりは薬害によるものであったことが、この2年の間に表に出てきました。

これは実際には、国と国との戦いではなくて、世界を支配しようとしている一握りの人たちが、人工削減しながら恐怖を植えつけるために、世界中の人々に対して行っている残虐行為なのではないのかと思いました。

支配と戦争の時代は、2000年から3000年くらい前に始まりました。それ以前の人々は、大地の力、祖霊の力と繋がって守られて生きており、支配することができない人々だったんです。その頃は、世界的に長い平和と調和の時代が続いていました。

なので、支配とはまずこの繋がりをいかに断ち切るかということにかかっています。日本では、縄文末期に支配者が現れてこの繋がりを断ち切ってしまい、縄文の民族は支配されてしまいました。どのようにして断ち切ったのかというと、人々が祖霊との繋がり、大地との繋がりを確かめるよりどころとしている聖地で、ものすごく残虐なことをしたのだそうです。それによって、祖霊と繋がろうとするとひどい目に遭うのだという記憶を代々にわたるまでに植えつけてしまいました。地下には地獄があって、悪魔や鬼のような邪悪な存在がいたり、祟ったり呪ったりする死者たちがいるのだという概念も、そのときにできたのだと思います。そうやって、祖霊の力、大地の力と繋がることが悪いことなのだと思わせて、繋がれないようにしてしまったんです。

戦争で犠牲になった人たちに対して、私たちは罪の意識や恐怖感を感じます。それがまさに亡くなった人たちの霊と繋がり合えない状況を作ってしまっています。それによって私たちは守られているという信頼感を失い、自分を守る力がなくなって、支配されやすくなってしまいます。

私は前にアジアで亡くなった日本兵たちの霊にアクセスしてみたことがあるんですが、それは意外にもものすごく大きな愛でした。そのとき私は、実はあの霊たちが戦後の日本を守っていたのだと気がついたんです。あのとき多くの若い人たちは、自分が犠牲になることで日本の人たちが守られるのだとともかくも信じて亡くなったんですが、あの霊たちは何が起こっていたのかをちゃんと知っていて、私たちが地上で自由に幸せに生きていけるようにと守っているのだと思います。「今度はみんなで死ぬんじゃなくて、みんなで生きるんだよ」というメッセージを受け取りました。

感謝の念でアクセスする

戦争で亡くなった人たちにアクセスするのは、恨みや怒りの感情にとらわれている意識体や、洗脳支配されている意識体と繋がってしまうことがあるので、危険がともないます。ローマ兵の霊は、まるで封じ込められたように兵隊の姿で固まったままになっていたりするんだそうですが、軍隊の訓練は、痛みや恐怖に無感覚にして、身体を硬くしてしまうことにあるのだそうです。そうやって上からの命令に無条件に従う人間にされてしまうんだと思います。そのように支配されたままの意識体が死後も残ってしまうことがあるということなんですね。

なので、罪の意識や死者に対する恐怖、恨みや怒りにとらわれている意識や支配されたままの意識といった封印を突破して、ハートチャクラの愛の部分の意識にアクセスすることが重要だと思います。それによって、犠牲になった霊たちは慰められ、私たちはその大きな愛と繋がることができます。

私は日本であちこちの聖地を訪れましたが、多くの聖地は怨念がどろどろしていてエネルギーが重くなっています。霊たちのハートのエネルギーにアクセスすると、これが解けていって軽くなり、光に満たされるようになるんです。

沖縄の聖地は、それに対してエネルギーがきれいなところが多いです。それは沖縄の人たちが祈り方を知っているからなんだと思います。久高島に行ったときに、宿の女将さんがある御嶽に案内してくれたんですが、私はそこのエネルギーがとてもきれいなのに驚きました。聖地のエネルギーを見るときは、私は地面の下の方に意識を向けるんですが、封じ込められている聖地は、下の方がドロドロしていたり、重苦しい黒っぽいものが入っていたりします。ですが、そこの聖地は地下がすっと下まで抜けていて、とてもきれいだったんです。

そこは女将さんがこの頃よくお祈りをしているところなのだと言っていました。それで、さすがですね、と私は言ったんです。そしたら彼女はわかってもらえたことに喜びながら、どういう風にしているのかを教えてくれました。あるとき彼女は、ただシンプルに感謝すればいいのだということに気がついたんだそうです。それで、ただ感謝の念を送っているのだと言っていました。

それで、皆でルートチャクラと繋がっている地下の方に意識を向けて、大地のエネルギー、祖霊のエネルギー、戦争で亡くなった人たち、その他いろいろな場面で犠牲になった人たちの霊に感謝の念を送ることにしました。あの霊たちは、実は私たち地上に生きている人間たちを大きな愛で守っているんです。そこに意識を向けて、「守ってくれてありがとう」と言うことにしました。たとえ心であまりそう思えなくても、「ありがとう」というとそれで繋がるものなので、とにかくシンプルにそう言ってみることにしました。

すると、とても穏やかで平和なエネルギーに包まれて、大きな愛と繋がったのを感じました。亡くなった人たちが私たちを守ってくれているのが感じられました。戦争で犠牲になった霊たちが解放され、自分自身も解放されたのを感じた人もいました。

飢えで死んだ人たちは、もう誰も飢えることがないようにと、戦争で死んだ人は、もう誰も戦争に行かなくてもいいようにという愛を贈っているのだということがわかりました。ナチの強制収容所の犠牲者たちは、誰もが自由に生きられるように、支配しようとする人々と戦っているのだと言っていました。

参加者のオーラも大きく強くなっていて、皆生き生きした顔になっているのがわかりました。


聖クリストフの岩 1

巨人の意識を取り戻す

これまで支配の犠牲になって亡くなった人たちの霊と繋がったことで、いよいよ巨人の意識を取り戻す準備ができたと感じました。

世界中いろいろなところに巨人の伝説があり、巨人の岩と言われる場所がありますが、そういうところの封じ込めを解いて繋がってみると、それは巨人のように大きな意識を持つことができる場所なのだとわかります。

チャクラを開く魔法セミナーをやっていて気づいたことですが、下から順番にチャクラの封じ込めを解いて開いていくと、私たちはもともと巨人のように大きな意識体を持っていたことがわかります。ルートチャクラは大地の力と繋がっているチャクラですが、それは意識体としては地球の中心あたりまで達しています。上は頭頂のチャクラから宇宙の方にまで届いています。

古代の呪術師たちは、この巨人のような意識体を使って、今では考えられないようなことを実現していたのだと思います。現代の私たちは、身体のところまでが自分なのだと思い込んでいますが、本当の私たちは巨人のような力と大きさとを持っているんです。この力を取り戻したときに、人間はもう支配されることのない存在になるんだと思います。

オーストリア北部の森林地帯にある巨人の岩の写真を見て、その岩のエネルギーにアクセスすることにしました。意識上でその岩の上にのったところを想像して、その岩のエネルギーと繋がり、巨人になったイメージができたら、たがいに手を繋ぎ合ってネットワークを作ることにしました。そして、まだ支配されている人たちに呼びかけて、巨人になるように誘ってもらうことにしました。
これまで背負ってきた重荷から解放され、巨人になれたと感じた人、世界を支配しようとしている闇の人たちが、蚤みたいに小さく見えて、弾き飛ばしてしまったという人、皆オーラがさらに大きくなったみたいに生き生きとしていて、本当に大きくなったみたいに背筋がグンと伸びていました。姿勢が変わったせいか、背中が痛くなったと言っていた人もいました。それは、巨人の大きさでいることにまだ慣れていないので、慣れるのに少し時間がいるということなんだと思うと言っていました。

このワークをやっているときに、これで地球は切り換わったと感じました。数千年の支配の時代を乗り越えて、ついにここまで進化することができたのだと。それで、これまで支配の犠牲になって亡くなった人たちに、おかげでこの進化を遂げることができましたと感謝の念を送ってもらいました。

12月30日は、マヤ暦で7回目の20日サイクルが始まった日ですが、この20日間は260日のツォルキンのちょうど中心部に当たり、宇宙的な転換がある時です。その初日にこのセッションをすることになったのも、意味があったのだと思います。

戦争犠牲者の慰霊という重いテーマを扱うことになり、予定していたよりも時間がかかったんですが、このときにこうなったのも必然だったと思います。

セッションの翌日に、こちらオーストリアでは、急に暖かくなって、まるで春の陽気でした。空がすっきりと晴れて澄んでいて、陽射しが暖かく、大地が内側からの熱で温まったように思いました。逆に日本では、太平洋側の地域で珍しく雪が降ったそうです。何かの封印が解けると、このように急に天候が変わって、晴れ上がったり、雪が降ったりすることがあります。今回のセッションで、何かが起こったように思えます。

なので皆さんも、亡くなった人たち、自分の家族や親戚、戦争や支配の犠牲になった人たちに、「守ってくれてありがとう」と感謝の念を送ってみてください。そして、本当は自分が巨人のように大きな意識体を持っていることを、思い出してください。

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