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ニキビと間違えやすい肌トラブル6

ニキビ博士の片柳です。

ニキビに似ているけれど、ニキビではないもの。が実はたくさんあります。
下記のような症状の時、エステティックの範疇ではありませんので、病院へ行くことをオススメします。

✔️マラセチア毛包炎
✔️毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)
✔️毛包虫性ざ瘡
✔️あせも(汗疹)
✔️蕁麻疹(じんましん)
✔️湿疹や皮膚炎
✔️脂漏性皮膚炎
✔️ステロイド湿疹
✔️口唇)ヘルペス
✔️真菌(カビ)皮膚炎
✔️稗粒腫(はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅ)
✔️接触皮膚炎
✔️皮脂欠乏性湿疹
✔️酒さ
✔️アトピー性皮膚炎
✔️光線過敏症
✔️帯状疱疹

過去5回で、
〜酒さまでの15個を書いたので今日はその続きを説明していきます。

⭕️アトピー性皮膚炎
もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる皮膚の炎症を伴う皮膚疾患です。原因の多くは、遺伝的素因(アレルギー体質)とアレルゲン(ダニ・ハウスダスト・食物(卵・牛乳・大豆)など)に関係しています。強いかゆみを伴う湿疹が、治まったり発症したりを繰り返し、かゆみからくる精神的ストレスや、悪化した皮膚に感染症が起こりやすいなどの悩みがあります。

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⭕️光線過敏症
日光アレルギーとも呼ばれ、日光によって引き起こされる皮膚に赤みや炎症、かゆみを伴う皮疹(発疹)が出る 免疫系の反応です。 ある種の薬や化学物質を服用または皮膚に塗った後、光を浴びて発症する場合があります。


⭕️帯状疱疹
水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。 ただし、初めて水痘・帯状疱疹ウイルスに感染したときは、水痘(水ぼうそう)として発症します。 多くの場合、水痘は子どもの頃に発症し1週間程度で治りますが、治癒後もウイルスは体内の神経節に潜伏しています。

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以上です。

ニキビに似ている肌トラブルシリーズは本日で終わりです。
肌診はニキビ改善にとってとても重要です。
仮説はとても大切ですが、安易に施術することは悪化に繋がります。


まとめ
医療分野か美容分野か、しっかり肌診をして、
医療分野の肌トラブルは、病院へ行くことをきちんとオススメする。


お読みいただきありがとうございます。

ニキビ博士・片柳ちひろ

顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。

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