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ニキビと間違えやすい肌トラブル3

ニキビ博士の片柳です。

ニキビに似ているけれど、ニキビではないもの。が実はたくさんあります。
下記のような症状の時、エステティックの範疇ではありませんので、病院へ行くことをオススメします。

✔️マラセチア毛包炎
✔️毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)
✔️毛包虫性ざ瘡
✔️あせも(汗疹)
✔️蕁麻疹(じんましん)
✔️湿疹や皮膚炎
✔️脂漏性皮膚炎
✔️ステロイド湿疹
✔️口唇)ヘルペス
✔️真菌(カビ)皮膚炎
✔️稗粒腫(はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅ)
✔️接触皮膚炎
✔️皮脂欠乏性湿疹
✔️酒さ
✔️アトピー性皮膚炎
✔️光線過敏症
✔️帯状疱疹

前回と前々回で
✔️マラセチア毛包炎
✔️毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)
✔️毛包虫性ざ瘡
✔️あせも(汗疹)
✔️蕁麻疹(じんましん)
✔️湿疹や皮膚炎
この6つを書いたので今日はその続きを説明していきます。


⭕️脂漏性皮膚炎
頭皮を中心にみられる慢性の皮膚炎・湿疹です。ただ、頭皮だけでなく鼻や頬、耳の中や後ろなど皮脂の分泌が活発な場所に出ることが多く、時には胸や背中の中心にもできる人もいます。かゆみはあることもないこともあります。頭皮からフケがポロポロ、鼻や頬に赤い発疹が出ます。女性よりは男性に多く、生後3ヶ月未満の乳児と、思春期以降40歳くらいに発症のピークで、乳児は細菌感染などが無ければ自然に一年くらいで治りますが、成人型は発症すると慢性的だったり、再発もするので気をつければいけません。

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⭕️ステロイド湿疹
ステロイド内服、外用薬を使用し続けることで起こる皮膚の湿疹。見た目はニキビに似ていますが、白色の面ぽうが多発する傾向もあリます。

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⭕️(口唇)ヘルペス
単純ヘルペスウイルスの感染症によって起こる唇やその周りに痛みを伴う小さな水ぶくれができる病気です。単純ヘルペスウイルスは、感染力が強く、直接的な接触のほかにタオルやグラスなどを介しても感染します。一度感染すると症状がなくなった後も再感染や再発を繰り返す特徴があります。そして発熱、疲労、ストレス、月経、紫外線などで体の抵抗力が落ちるとウイルスが活発化するため、再発のケアが肝心です。

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以上です。続きはまた次回に。

お読みいただきありがとうございます。

ニキビ博士・片柳ちひろ

顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。

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