私が0歳児を抱えて転職した理由①

産後2ヶ月で保育園に入れて復帰してまさか最初から転職しようなんて思っていたわけはない.

正直正規で何年も働いていて産前6週まで問題なくフルタイムで働いていたのであればわざわざ育短使ってまでして復帰するより最低でも半年は育休手当をもらった方が圧倒的に金銭的には得をするのは育休手当をもらったことがある方ならお分かりだろう.

それをまさか育休を取らずに復帰して仕事と育児の両立が大変なところでわざわざ転職までしようなんて普通は考えない.

それでも私が転職した理由.

それは復帰から5ヶ月たった9月始め頃だった.

子どもは0歳児ながら突発的に体調不良を起こすことはほとんどなく保育園の呼び出しも2回ぐらいしかないぐらい順調だった.

だけど私の会社での扱いがよくない方に動こうとしていた.

簡単に言えば0歳児を抱えて保育園も探さなきゃいけない状態で2人で赴任できるわけもなく逆に夫の元に置いて単身赴任できるわけもない状態での転居を含む異動の可能性が出てきていた.

確かに転居を含む異動もある一般的には総合職と言われるような類の立ち位置ではあったがその異動が難しい時は上長に相談することと社則はありもちろん上長はわかってくれていた.

しかも組合は産休育休制度を一通り整え育児介護休業法に基づいて施行するとの社則も作っていた.

じゃあ何故そんなことになろうとしていたのか.

コロナによって経営状態が思わしくないのはわかっていたしそれは仕方ないことかもしれない.

もしコロナじゃなければそうならなかったのか.

正直今となってはそれはわからないが遅かれ早かれあったと思う.

なぜなら上長よりもっと上の役員たちが言い出した話だったから.

そしてその少し前からどうも今の体制になってから社員の扱いに疑問を感じることが増えていて今までだったら退職しないであろう社員の退職が何人も出ていた.

つまり私の場合は目先の人件費削減の為に異動を言い渡せば絶対に辞めるであろうという考えだったのだろう.

因みに内辞が出ると従うか退職しか選べない.

育休介護休業法26条はどこへ行った?

ただ幸いにも上長のおかげで内辞が出るかもしれないという前の段階でその情報を得ることができたのでその場で私は覚悟を決めた.

自ら地域社員に降りてすぐに転職活動を始める.

そして転職が決まったら最短で退職する.

こうして当時0歳7ヶ月の子どもを抱えて私の転職活動は始まった.

ただその時は数年単位でも仕方ないと思っていてまさか数ヶ月でその転職活動が終わるだなんて思ってもいなかった.

by. CHIHIRO

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