私が0歳児を抱えて転職した理由④

さてさて転職先から内定をもらったとはいえその為には現職を退職するというミッションが残っている.

それをいつにするのか.

だいたい最短で退職できそうな日を予測して1月末までの出勤として2月1週目だけ有休消化に当てることにした.

本当はあと10日分の有休が残ったけど色々なことを考えたらあまりメリットを感じなかったので捨てた.

そもそもこんなに早く転職が決まるなんて思ってないから全然有休使いきれなかったけど別に良かった.

転職先から内定が出ているということで上長はすぐに納得してくれた.

その時から退職へのカウントダウンが始まった.

その期間は約1ヶ月半.

関係各所へ報告をするたびに退職することも転職先が決まっていることも驚かれた.

それも転職した理由.

ひょんなきっかけから転職しようと思ったけどそのうちに転職する理由は増えていった.

きっかけは1つでも私の中でそのうち在職する理由がどんどんなくなってきていたんだと思う.

退職するつもりがないうちは見て見ないふりしていたことでもいざ退職するとなると見え方が変わってくる.

会社にとって独身女性は都合がいい.

既婚であっても子どもがいなければそれなりに都合がいい.

そんな風に思われているなら夫がいて子どもがいて家庭があっても会社にとっては都合が悪くても文句言わせないだけできればいい.

そういう人間が1人でもいたらきっと何かが変わるかもしれない.

そう思っていたけど変わらなかった.

そう思っていることを公言していた私にかつて人事部長は言った.

そんなに女性が活躍できない会社だと思っていますか?と.

だからハッキリと言った.

もちろん活躍している方もいますが全ての方ではないので家庭のある人や子どもがいる人もという意味ですと.

結局退職したその日に至るまである一定以上の役職には子育て中の人も子育てを終えた人も含めワーママは誰一人としていなかった.

ちなみに現在はワーママというか女性自体少ないけれど男性女性関係なく仕事さえしっかりできれば家庭は大事にしてくださいという環境.

今思えば自分が頑張って変えなきゃいけないなんて時代遅れもいいとこで余程のリターンがない限りその時間に生産性はなく転職して正解だったと思う.

そんな感じで怒涛の5ヶ月を過ごしているうちに子どもはすくすくと成長して今月で1歳.

最後に1週間だけまとめて有休を取った理由は子どもの1歳の誕生日があったから.

この1年は出産して2ヶ月の産休を取っただけで復帰してかと思ったら半年もたたないうちに転職活動始めて1年後には転職してるというまあ実に私らしい1年だった.

ただ正直こんなの真似しない方がいいと思う.

子どもの0歳なんて一瞬で終わる.

結果的に私の場合はこれが正解だったというだけの話.

それでもそれぞれの事情で私と同じように2ヶ月から保育園に預けるワーママは沢山いると思う.

こんな私でも最初は保育園に預けることが物凄く不安だった.

なのでこれが参考になるかどうかはわからないけどここからは「生後2ヶ月で保育園に入ったらこうなった」ってことを書いていこうと思う.

by. CHIHIRO

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