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朝読書1hなるべく1冊no.26

「ユージニア」恩田陸 角川文庫
2008

久しぶりの推理小説、難解な気がした。お誕生日のお祝いの日に家族9人が毒殺された。残された目が見えない謎めいた少女が感じていた様々なもの。生き残ってその後目が見えるようになったこと。でも見えないからこその世界観が読者の想像を膨らませていた。散りばめられた表現に所々ときめいたものの、読後感はスッキリしなかった。
百日紅とゆりを間違えるだろうか?露草の押し花、花の声。スッキリしないが次々浮かぶ謎かけに複雑なミステリーを謎解いて行く楽しさを思い出した。#朝読書#恩田陸#ユージニア

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