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レコードデビューした理由

忙しい人ほど仕事ができると言いますが、
最近その意味がだんだんわかってきました。
要は、忙しい分、たくさんアイデアのパーツを持ってると言うことかなと。

僕の仕事は通常、
20案件〜30案件が同時に進行しています。
広告のデザイン、CDジャケット、新商品の企画、パッケージ、ロゴデザイン、さらにはキストーキョー、HYPER CHEESE、映画製作、マネージメントと、依頼ではない自分発信のものまであります。
それらをバラバラに考えるとかなり大変に思いますが、それぞれがそれぞれの案に活かしていくと、
たくさんあればあるほど、手駒がたくさんあることになり、
アイデア出しが、早くて楽になるのです。

新しい広告キャンペーンの話がきたときに
アイデアを数案だしますが、
A案は、まったく新く考えたアイデア。
B案は、キストーキョーとコラボ。
C案は、HYPER CHEESEとのコラボ。
スタッフは、マネージメントチームから。
という提案ができるのです。
採用されれば相乗効果。
両方の宣伝効果があり、コラボ商品開発など
立体的な広告キャンペーンになります。

先日
ウンナナクールの新商品の広告アイデアで
新商品のテーマ曲をつくり、その曲をレコードでリリースし、そのレコードがそのまま店内POPになるという提案をしました。

そう、
それが、本題。
トーキョーベートーヴェンのはじまりです。
広告キャンペーンのアイデアのために
さまざまな音楽関係者に相談し、
レーベルを立ち上げ、田中知之さんと話し合い、ユニットが生まれました。
チャラン・ポ・ランタンのももを
ヴォーカルに迎えて、
デビュー曲「カラフルトーキョー」が、
3月4日に発売になります。

広告キャンペーンのアイデアを
どうするかはプレゼン次第。
予算の中で、ポスター、POPだけでなく
立体的なPRにつながるアイデアを出すのが
僕に求められる、必要アイデアになってきています。
商品化や、SNS、イベントなど他のメディアも巻き込むことが大事です。
今回、広告のアイデアから生まれた
トーキョーベートーヴェンですが、
今後は、れもんらいふの音楽部門の
新しいメディアとして、
常にアイデアになるのです。

トーキョーベートーヴェンは
レコードジャケットイラストに
香港の人気イラストレーター
Little Thunder (門小雷)を起用しています。

それだけでも話題のコラボですが、
それがそのままウンナナクールの広告にもなります。
PVは、そのまま店頭デジタルサイネージになり、
曲は店内だけでなく、
全国のレコード店で発売されます。
音楽ナタリーで紹介されます。
インストアイベントもやります。
ラジオにもでます。

それを
僕がアーティストになってやる笑
というところに面白さがあります。
アーティストのタイアップというやり方もあるでしょうが、
僕の提案で、1番大事なのは、
自分が楽しめることです。

僕の曲がタイアップですというプレゼンを初めてしました。
レコーディングスタジオに入って歌声(コーラス)を始めて録りました。
まっていても、そんな話は永遠にきません。

クライアントの要求に、真面目に答えるのはあたりまえのことです。
でも、
クライアントの要求に、初のこころみで答えるのは、なかなかできないこと。

それが出来たときに、
立体的な広告というものが完成するのだとおもいます。

さ、
トーキョーベートーヴェンは
この先どうなるんでしょう笑。
みなさんも第2弾、第3弾と楽しみにしててください。
(はじまったからには続けます)

2月27日に渋谷パルコの10階にて、
20時から、トーク+ライブを予定しています。
トーキョーベートーヴェン
デビューライブです笑
入場無料です。

ぜひ
トーキョーベートーヴェン
一緒に楽しみましょう〜〜!
よろしくお願いします。


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