「逃げ」じゃなくて「進化」になったらいい

これまで、転職前の話ばっかり書いてきたので、今回は転職後のお話。

最終的な内定は2つ

転職活動を比較的ゆるゆると、悪く言えばダラダラとしていたんだけど、休職のタイミングで気持ちに余裕ができて、以前よりも少しだけドライブをかけた。それまでは本当に全然うまくいってなかったんだけど、本腰入れてからはすごくスムーズだった。(単純にメインで使うエージェント変えたからかもしれないけど)
そして、最終的に内定は2社からもらえた。同じIT系企業だけど、それぞれ会社の規模感や事業内容は結構違いがある感じ。

2社とオファー面談もして頂いて、結局現職に決めたのだけど、決め手になったのは
・チームで情報共有できてるか
でした。
このときの転職で軸にしていたのが、「個人商店じゃない環境であること」「根性論で働いてないところ」。面談の中で「チームで情報共有してないんだな」と感じる部分があった会社を辞退して、現職を選んだ。
ぶっちゃけ、辞退した会社の方が年収提示が数十万高かったんだけど、その数十万でまたしんどい思いをしたり、会社を辞めたくなったら意味がないので、自分が楽しく働けそうな環境を選択した。

懐かしい感じがする

現職はなんでかとても懐かしい感じがする。というか、IT企業に帰ってきたー!という印象がすごく強い。必要以上に社員同士で仲良くする必要もないし、大声で挨拶しないと白い目で見られたりすることもないし、仕事のキャッチアップスピードも極端なものを求められないし、居心地がすごくいい。
私は引き継ぎ要員的な感じで入ったんだけど、引き継ぎ元の人は私と入れ替わりになってしまったから、仕事に慣れるのに難しい部分もあるんだけど、その辺りもきちんと理解してくれてて、必要以上に不安にならなくて済む。

業界柄なのか分からないけれど、新しい人がアサインされてキャッチアップするまでの時間とか難易度に対する理解が、自分の理解と近くて助かってる。これって、よくも悪くも人の出入りが激しい業界ながらな気がしてる。

逃げたって思ってたけど、それは進化だったのかも

ちょっと前に、ドラえもんの新恐竜での進化の描き方について「劣っている部分を努力して変わるんじゃなくて、自分にあった環境に移りそこで自分の特性を活かして適応していくこと」という話を読んで、転職ってまさにそれじゃない?と思った。
私は前職でうまくいかなくて逃げたって思ってたけど、今の会社ではすごく評価してもらっている。でも、別に仕事の仕方や考え方を変えたわけじゃない。今までの自分の良しとする考えのもとで行動して、その結果をきちんと認めてもらえている。
変わったのは、私じゃなくて職場の方。(正確には変えた、だけど)

うまくいってないことで、自分が変わってよくなることもたくさんあるし、ぶっちゃけ周囲や環境を変えるより、自分が変わるほうが楽ちんなんだけど、自分を蝕んでまで変える必要はないんだよね。
でも、本当に進化になるかはここからの私次第だから、やれる範囲でぐんぐん進化していきたい。滅んでいたかもしれない私を進化させていきたい。

なんせ、私ってば世界に一人しかいない絶滅危惧種なのでね。

おいしくお酒飲みます!ビール!