【特別支援教育とは?】

こんちには。
前回とは打って変わって、今回は特別支援教育について話したいと思います。

みなさんの〝特別支援教育〟のイメージはどのようなものでしょうか。大学生になって特別支援教育について学ぶ前、私は「障害を持っていて他の人とは一緒に勉強できない人の支援」だと思っていました。
もちろん、それもそうなんですが、、、

 調べてみると、〝特別支援教育〟とは、「障害のある幼児・児童・生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するという視点に立ち、幼児・児童・生徒ひとりひとりの教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するため、適切な指導及び支援を行うもの」とあります。

 特別支援教育は、特別支援学校でなら実行されやすいでしょう。なぜなら、特別支援学校は、1学級の定員が8人までということに加え、児童・生徒が特別な支援を要しているから(特別支援教育を受けるために)特別支援学校に通っているからです。ここで、児童・生徒のことをよく理解し、この子にはどのような支援が必要なのかを考えることはもちろん大事なことです。

 しかし、私は「通常学級での特別支援教育」に、もっと目を向け、発展させていくべきだと考えています。現在、少子化で学校に通う子供の人数が減っている中、特別な支援を必要とする子供はどんどん増えてきています。「〇〇障害」と一言で言ってもその障害の程度は様々です。また、周囲の人や環境よっては、その〝障害〟と言われるものが、その子にとって障害とならず、伸び伸びと活動できることだってあるのです。なんといっても、障害かどうかっていう境目がはっきりしておらず、グラデーションなので、そのどこの部分にも人が存在します。だから、先ほど述べたように、「〇〇障害」という障害名がはっきりついていたら、「この子にはこういう特性があるから、このような支援をしよう」というように気がけてもらえるのですが、グレーゾーンの人たちは、何かに困りごとを感じていても支援されにくい状況にあります。その人たちは、困りごとに気づかれず支援されないまま、ただ〝できない人〟〝頭が悪い人〟などのように思われてしまいがちです。このような状況をなくすために、ひとりひとりの特性とそれに基づいたニーズを把握し、支援することが大切だと考えます。

 つまり言いたいのは、特別支援教育は障害者のためだけにあるのではなく、特別な支援を必要としている全ての人になされるべき教育だということです。

でも、通常学級って、児童・生徒は30人くらいいるじゃないですか〜?
今、1学級にだいたい2〜3人は、特別な支援を要していると言われているけど、その子たちの支援をしつつ、他の27〜28人の授業もしつつ、学級としては一様に進めなければいけない(集団行動をさせる)のって、やっぱり難しいな〜と思います。
どんなやって学級を経営していったらいいんだろうってまだまだ模索中です。。。😢

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