寄席で聴いて演目がわからない落語は言葉同様に「古典・新作落語事典/瀧口雅仁」で引いている。紙を捲る操作と紙の手触り、文字の森を見歩くことの心地良さに浸っている。本が好きだと再認識する瞬間である。