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デッキのコピーと構築について@Spellslingers

概要

Deckcodeをコピーする際の注意点と、コピーした後のアドバイスについての記事です。
かなり簡潔になる予定です。

Deckcodeのコピーについて

Spellslingersを起動した状態でDeckcodeをコピーしてもインポートの画面が表示されないことは多々あります。
ですがSpellslingersの左上のタブで一度コレクションを離れて、再度コレクション画面に行くなどしてロードを挟むとインポートの可否を問うポップアップが出ると思います。
インポートする際はそのデッキのPW(この記事ではスリンガーの事はPW
と表記します)のデッキの枠を1つ開けておかないといけません。

コピーしたデッキで勝つためのアドバイス

Spellslingersというデッキは30枚+土地というMTGplayerからすると少ないデッキ枚数で戦うゲームです。土地を除くと最低15種類のカードのみで戦うことが出来ます。
そのためデッキリスト中の1枚のカードが担う役割は大きくなり、それを正しく理解しているかどうかは勝敗を分けるカギとなるでしょう。
順位が高い、勝率が良いといわれるリスト使っているのに勝てない、ランクが上がらないという方は、デッキリストに採用されているカード1種類ごとに割り当てられた役割を考えてみると良いと思います。

例えば、下のナヒリは土地に焦点を当てたデッキです。

https://youtu.be/sUrPsbyUSNU

このリストの〈飛びかかるキツネザル〉はデッキコンセプトの土地との相性は非常に悪く入れ替え候補筆頭のはずです。ですが採用されているということは、このカードにしかない役割があるはずです。それを考えてみます。
このカードは1/3/2でブロックできないというデメリットを持っています。登場、速攻が無いだけではなくデメリットのせいで土地との相性も一層悪くなっています。つまり役割は1/3/2というスタッツにあります。
このデッキの1マナクリーチャーは8枚です。キツネザルを抜いて6枚にしてもいいとは思いますが少し不安も残ります。最初のターンにプレイできるカードという役割がありそうです。
ですが赤白の1マナには他にも選択肢になるカードは多く存在します。1/1飛行や3/1バニラ、2/2回復不可など、そんな中でなぜこのカードなのでしょうか。
すぐにわかることはATKが3ということでしょう。〈ルーン殻のカニ〉に一方取られないということは勿論ですが、〈繁殖するアロワナ〉をワンパン出来ることが大きいです。
ところが、これだけなら3/1バニラ〈先兵の精鋭〉の方が圧倒的に良いはずです。つまりタフネス2にも意味があることになります。タフネス1と2の差がゲームに与える展開の差を考えると、相手のATK1にブロックされた際に倒されてしまうかかどうかです。言い換えると〈はらわた撃ちの小悪魔〉に相打ちされずに済むということです。

ここまで考えると一見デッキコンセプトに合わない〈飛びかかるキツネザル〉にもしっかりと役割があることが分かりました。
このように30枚しか使えないからこそ、そのカードじゃないといけない理由が用意されているはずです。今回はわかりやすい例としてナヒリを使いましたが、リストをパッと見たときに、自分が入れようと思っていたカードが入っていなかった時、逆に自分が入れるつもりがなかったカードが入っている時は役割をじっくり考えてみると良いかもしれません。

カードを入れ替えるときに気を付けること

コピーしたり参考にしたリストから自分なりにカードを入れ替えることも多いと思います。その場合は仮想敵(環境)を意識することになると思います。
デッキリストは常に変化します、偏執狂に壊された今でさえ、ジェイス同士が否認を入れたり、白ジェイスが警鐘でサーチして好きなタイミングでプレイできるサリアを入れ始めたように。
自分のコピーしたリストがいつのものなのか、そのリスト製作者は何を仮想敵としていたのか、その辺りを考えて自分なりのリストに改築していくと個性も出せるのかなと思います。

資産が不足している方へ

エピックやミシックのカードは唯一無二の効果もあるのでデッキの根底の部分も多いかもしれません。頑張ってクラフトするしかない場合もあります。
ただ、自分自身も無課金でほとんどのカードを揃え、好きなカードはFoilにする余裕も出てきているので2週間ぐらい続けていれば案外解決するかもしれません。
活発なチームに所属できれば寄付というシステムでカードのクラフトが楽になったりゴールドが沢山貯まります。チームに参加されてないな方は参加することをお勧めします。
クエストや無料デイリーもあるのでとりあえず続けてみてください。
まともなアドバイスができずスミマセン。

おわりに

デッキの枚数が少ないゲームは製作者の考えが伝わりやすいように思います。今回例に出した様にデッキリストを”見る”だけでなく”読む”ことが出来るようになると自分で1からデッキを作って満足できることが増えるかもしれません。自分はまだ自作デッキに満足いくことが少ないですが。
ゲーム性は好きなので奇跡が起きてSpellslingersがなんとかして盛り上がることを願います。

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