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茅ヶ崎ライブで屋台を出した話

大好きなサザンが帰ってくるのはうれしいけど大丈夫かなぁ?
これが私たちの本音でした。

うちの自治会は、茅ヶ崎駅とライブ会場となる野球場の間にあります。

私たちの不安は 2つ。
ゴミの問題とトイレの問題。

花火大会や前回の海でのイベントでは
飲み物や食べ物のゴミを置いていく人がいて
住民は困っていました。

また、家の横の小道の陰で用をたす方や
中には呼び鈴を押して「我慢できないんです。トイレを貸してください」とお願いされたケースもあったと聞きます。夜に知らない人にピンポン押されて、一方的に懇願される。
恐怖以外ありません。

私たちの基地である高砂コミュニティセンター(通称コミセン)でも、所長がトイレを開放すべきかどうか頭を痛めていました。なぜなら、前回の女性シンガーの海岸ライブの時には、コミセンのトイレが長蛇の列になり、床がこぼしと砂でびしょびしょ、一晩で20ロール以上のトイレットペーパーが使われたからです。

「困ったよ、今日会議があってわかったんだけど、ライブの時、茅ヶ崎駅はトイレの使用を禁止するんだって。付近のドラッグストアやスーパーもほとんどトイレクローズするんだってよ。お客さんたちは困るだろうなぁ。」

チケットを持っている人は、ライブ会場の仮設トイレを利用できるけど、おそらく押し寄せるであろう「音漏れを聞きに来る大勢のファンの皆さんのトイレ」がないのです。

その数日後、自治会長から話がありました。 
「花火大会とライブの時、コミセンの前に屋台だすの。生ビールとかき氷を販売して、そこで使用後のカップを返しにしてもらう、返しにきてくれたら返金するの。昔のコーラの瓶返すみたいに。同時にゴミは捨てないでくださいねってお願いしたらどうかな。」

コミセンの所長も続けて話します。「コミセンも、トイレを使用OKにしようと思うんだ。
勇気を持ってトイレを開放する!
だってせっかく茅ヶ崎にきてくれるんだから、気持ちよく楽しんでもらいたいからね」。



「冷えた生ビールと冷たいかき氷ありま~す。そしてここにはきれいなトイレもありま~す。どうぞお使いくださ~い」
当日私たちは生ビールやかき氷の宣伝と共に、
「コミセンにトイレがあること」
「茅ヶ崎をキレイにしたいこと」
アピールしました。

「ちょっとトイレ貸してもらえますか」
「どうぞどうぞ、自由に使ってください」

トイレ利用後には、コミセンのトイレ案内ボランティアで協力してくれたスタッフさんたちが 使用したお客さんに笑顔で「ありがとうシール」を渡していました。

サザン通りを海に向かう皆さんに声をかけます
「このビールカップとかき氷カップを返却してくれると20円返金しま~す。茅ヶ崎をきれいにする取り組みにご協力くださ~い」

「20円だって」最初は苦笑されました。でもそのうちなんだかこちらも楽しくなってきます。

当初、返しにきてくれるのは子供だけかな?と思っていましたが、けっこう皆さん 笑いながら返しに来てくれました。


花火大会とライブで茅ヶ崎に来てくれた皆様
暑い中 大変お疲れさまでした。
茅ヶ崎でいい思い出は、できましたか?
日頃のストレスは、発散できましたか?
青春時代に戻れましたか?
ぜひまた 茅ヶ崎にきてください。

共恵地区・中海岸地区にお住まいの皆様
ご辛抱 ありがとうございました。
車両規制や朝のゴミ出し制限、渋滞や騒音など
「茅ヶ崎市」に言いたいことはたくさんありますよね。でもまぁ皆さん、茅ヶ崎の美しいイメージの半分以上は 、サザンが伝えてくれたもの。一緒にお祝いしましょ。


サザンオールスターズの皆様

45周年おめでとうございます。
皆さんのおかげでたくさんの人が茅ヶ崎を好きになってくれました。ありがっと!
50周年も待ってます。でも2日間だけにして、
残りの日はもっと広いところでやりましょ。


■共恵東自治会のインスタ
@chigasaki_tomoediary • Instagram写真と動画
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■共恵東自治会のホームページ

■茅ヶ崎南地区まちぢから協議会の公式ホームページ
茅ヶ崎南地区まちぢから協議会 (chigasaki-machiren.org)


ライブ屋台用チラシ