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「山添議員と懇談会」付き 国会見学ツアー

5月17日ほぼ快晴の日、以前、労働争議でお世話になった東京法律事務所からご案内をいただき、山添議員との懇談という大きなオマケの付いている国会見学ツアーに行ってまいりました。

まずは、到着前の半蔵門線九段下あたりの車内CO2のご報告をば。

半蔵門線九段下駅付近

乗車率は座席がフルで立っている人がちらほら。座席フルで1000ppmはお約束の数値になってしまっているので、いつも通りの1000ppm超えです。私が1箇所窓開けしましたが、全く追い付かないのもお約束な感じです。

今回、国会見学の機会を得て、「換気状況が非常にいい」というウワサを検証すべくCO2モニタを携えて臨んだわけですが、本会議場に入るところで「CO2モニタの持ち込みは許可できません」となってしまいました。
主権者たる国民の、代表の議員を送り込んでいる場の換気状況について知る権利、は認められませんでした。
個々人の健康維持に必要な物しか持ち込みが認められない、という主旨の説明を警備にあたっていた「磯田」というネームプレートの人からうけましたが、まったくもって納得のいく理由ではありません。ましてやWHOが「まだパンデミック中です」という空気感染する感染症の拡大の最中です。
新型コロナという「新興感染症」の本質や病態は大変に奥深く多岐にわたり、世界中で調査・研究・論文発表がされて続けている一方、感染対策に飽きた人たちの多さとの乖離が激しく、どれほどの経済損失が生じてから事態の深刻さに気付くのか、気付く日がくるのか、とまたしても思わされてしまいました。

話を戻します。今回の見学ツアー集合場所は「参議院議員面会所」というところでしたが、本会議の始まる5分前の9:55と開始時刻の10時に、非常ベル的なジリジリジリジリというベル音が鳴っていました。議員さん、職員さんたちへのお知らせなのでしょう。
また、ツアー参加者を待っている間に傍聴券への記入を行い、揃ったところで本会議場へと向かいましたが、傍聴券は議員さんの紹介割り当て数があるのか、山添議員ではなく同じ共産党の紙智子議員のお名前でした。
ちなみに、傍聴券には縁の色違いのものがあり、傍聴席のエリア別かなーと思われました。

右側の切り取られた半券には、氏名・年齢のほか、住所・電話番号も記入した

さて、本会議場へはエレベーターを2つ乗り継ぎ、荷物チェック(空港の搭乗前のようなやつ)と荷物あずけ(ロッカーに入れる)を済ませて、ハンカチ、ティッシュ、筆記用具、ぐらいの持ち物だけ許可されて傍聴席へ向かいました。
傍聴席はなかなかに傾斜がきつく、高齢の方には出入りがちょっと難儀かと思われました。一番の最前列はプレス用(図中のJ)で、私がいたエリアからは10~15人ぐらいの報道記者・カメラマンが見えました。
そして、一般の傍聴席(図中のI)の最前列は「ダメ」と言われたので、2列目から5列目ぐらいのところに皆さんと一緒に座りました。

赤丸あたりに座りました

本会議の内容については中継や報道がありますので、雑感だけを記します。(ヾ(・・ )ォィォィ)
本会議では事前に質問内容等が伝わっているため、質問も答えも「用意したものを読み上げる」に終始するのですが、質問側はなんらかの疑問や不満を読み上げるため、同じ党の議員から「そうだ!」という賛同の合いの手がよく発せられます。しかしながら、「~について、どうお考えですか」という疑問の文章であっても「そうだ!」という声が維新議員団から上がっていたので、「それって惰性に聞こえますよ」という感想になりました。
また、そうした「惰性っぽい」賛同合いの手は男性議員から多く発せられる一方、女性議員からはもっと内容に則した数字や分析などについての「つっこみ」的な声が発せられていたように思います。

13時近くまで傍聴席にいましたが、本会議終了を待つことなく移動の時間となり、連れ立って議員会館へ向かいました。昼食をはさんでいよいよ山添議員との懇談会です。

参議院議員会館B1フロアの平面図

昼食は、東京法律のほうでご用意いただいていたお弁当です。なかなかにお味のいいお弁当でした。ありがとうございます。
議員会館の広めの部屋での昼食でしたが、やはり気になるのは「換気」。ということで食べる前にCO2モニタも出して写真を撮っておきました。そして、フタはなんとなく斜めにして飛沫その他が降ってきにくいような感じにしていただきました。
この後、はたしてCO2濃度はどこまで上がってくるでしょうか。

昼食前の測定では500ppm台の良好な状態

昼食は13時過ぎから始まり、山添議員が来て下さるまで30分ほどありましたので、そろそろ食べ終える方がいるかなーというあたりで東京法律の先生方から自己紹介が始まりました。続いてツアー参加者の方たちの自己紹介もありましたが、半分ぐらい過ぎたところでお待ちかねの山添議員の登場です!

ロの字に机を並べた部屋で懇談会。総勢30名弱ぐらい?

山添議員との懇談は、山添さんが行った今日の本会議での親権の法改正での反対討論の話から始まりました。元々は仁比聡平議員の担当するところでありましたが、仁比議員のお連れ合いが亡くなったというご不幸があり、山添議員が急遽、ピンチヒッターを務めることになったのだとお話しくださいました。
日数のない中、また、民事関連ということでご本人は少々苦手意識があったようでしたが、弁護士資格が名ばかりの政治屋たちとは全く異なる、常に当事者たちのことを思う心のこもった反対討論であったと思います。
山添議員のXアカウントにさっそく投稿がありましたので、リンクをはっておきます。

余談になりますが、山添議員の動画がSNSでたくさん拡散されていて世論に影響を及ぼしているという話にもなり、ご本人が「編集してくださるの、大変だと思います」と発言していらっしゃったので、昼間の懇談会があり、この投稿の最初の一文になったのだなぁと思いました。
山添議員は、私を含む投票した者が大いに誇りに思う東京都選出の国会議員さんですが、こうした何気ないやり取りもきちんと拾ってくださる、「身近な議員」さんでもあります。

見学ツアー参加者の自己紹介を兼ねながら、山添議員への質問などもあれこれありましたが、大きな話題としては、「自民党を孤立させるにはどうしたらいいと思うか」や、「軍事費(防衛費)があまりに大きすぎる」というのがありました。

そうした質問に対し、野党共闘をどこまで広げられるのかは問題山積みである事実をふまえ、部分部分で共闘していくしかないことや、たとえ公明党であっても、公明党自身が自民党と折り合えないという事項については組んでいく必要がある、というような意見を述べられていました。
軍拡については、私も「どうして与党は戦争をやりたがるのか。カネや権力がそんなにほしいのか。戦争は絶対悪なのに」という意見を出しましたので、仮に中国が攻めてきたらどうするのか、という名目で軍需産業を伸ばそうとしているが、軍需産業で利益を得る企業からの献金という問題は厳然としてある、というご意見でした。ひとつひとつやっていくしかないですね。

またこの日、山添さんのお話の中で特に印象的だったのが、与党が十分な審議時間をかけなかったり閣議決定を濫発する理由です。
皆さんは安保法案反対の国会前デモ(2015年)のことを覚えていますか?
10万人を優に超える国民が国会前でデモを行いましたが、あれが自民党にとっての失敗例であり、審議に時間をかけるべきではないと学んでしまったがゆえに、異様に短い審議・閣議決定を濫発することになったと解説くださいました。
「聞く力」と言いながら自民党の本音が審議時間の少なさに表れているのですから、いけしゃあしゃあと国民を欺いていることがよくわかります。
2022年の東京新聞に、今読むべきと思われる記事が載っていますので、リンクをはっておきます。


さて、懇談中に室内のCO2がどこまで上がったかというと…
結果は1000ppm超! やはり会話をすると上がってしまいます!

話すと上がるCO2

15時に懇談会はお開きでしたので、少し前に「では、そろそろ…」という感じになったところで、すかさず「山添さん!2ショットいいですか?」と先陣を切ったワタクシ。ツアー参加者たちの数分間の記念撮影会も敢行できました。

見えにくいですが、私は「YAMA部」バッヂでアピールw

さらに、いい機会だからと図々しく自分の名刺(会社のと労組の)を差し出しましたら、山添さんからもいただきまして(実は2回目)😊。
せっかくなので皆さんにもご覧いただきましょう。

ボケててすみません🙇‍♀️


懇談会お開きでツアーも終了でしたが、私はお土産を買わねばと、議員会館内にあるセブンイレブンへ向かいました。ここの店舗はお土産があるのです。

平置きに並べられたお土産

X友達に約束していたのとは違ってしまいましたが、3色ボールペンと歴代首相似顔絵クリアファイルをゲットしました。
あと、有休をとったので、同僚への「議員徽章饅頭」も。

議員面会所にも売店があり、デザイン違いのクリアファイルもありました

そして、せっかく議員会館に来たので、全然混んでいないカフェでアイスティーを飲んでから帰宅の途につきました。

カフェからの眺め

このnoteを書き始める前にXにはポストしましたが、今日の懇談での重要な話として、山添議員から

「今年は総選挙になります。6月解散説もありますが、それはあまりにヤケクソな感じなので秋でしょう。7月には都知事選もあります」

というお話がありました。
ツアー参加者はみな棄権するような人たちではないので、その場でそれ以上言う必要はありませんでしたが、この駄文を読んでくださったみなさんには、ぜひ投票に行くように周囲に呼びかけていただきたいと思っています。



ここまで読んで下さった方、ダラダラの駄文にお付き合い下さり、まことにありがとうございました。せっかくなのでもう一枚!
2022年の参院選2期目の選挙に向けた、御茶ノ水駅前街頭演説での一葉です。「あなたの1票を託してください!」という山添さんの呼びかけに、「私の1票、託します!」と応えた私。演説を終えて話しに来てくださったところです。左端でメガネだけちらっとで見切れているのが私。SNSで拾いました😄

このときも名刺をくださいました😊

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