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ハプニングの数も住民の数だけ増える

 一生に起こる「おもしろハプニング」の数というのは、人によって異なる。事象が起こる確率や運も絡んでくるし、何より唐突な事件をおもしろがれる「感性」も重要な変数だ。鈍感な人間よりは、ささいなことを楽しめる人間の方が「知覚できる」イベントの数は多いだろう。

 シェアハウスには当然ながら人が多い。それだけ発生・観測できるイベントの数も増えるわけで。多様性のある人間が住むからこそ、自分ではお目にかかれないようなレアイベントも発生する。

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