01-必要な道具は作ってみる
混ぜる、焼く、取り出す。シフォンケーキの3テーマのうち、最後の型抜きにおけるポイントは、
破損した場合、商品にならない(余分を焼く必要がある、趣味で焼くケーキなのに失敗は痛い)
商品として、見た目も大切(デコレーションしないといけない、私の場合為す術がない)
柔らかいケーキは自重で潰れてしまう(固いケーキを焼かざるを得ない、とにかく柔らかいケーキを焼きたい)
Chiffon21はそんな切っ掛けから、生まれました。
設計する際の要件は、次の5つです。
刃の先端の位置が手応えだけで分かる事
刃がたわんだり、しなったりしない丈夫な構造である事
刃先がシフォン型に密着して型から生地を切り出せる事
ナイフの背で生地を傷付けない様に刃の幅は限りなく小さくする事
切れ味が良く、簡単に衰えない事
この条件を携えて、越前打ち刃物の職人さん達が集う『タケフナイフビレッジ』に出向いたのが、2012年5月の事です。
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