第▲話|だらだらとした補足

自分のことを書き始めるとこうなってしまう。

なんかこう、物語みたいになってしまうのは嫌だなって思う。しかしなんで嫌なんだろう。なんだか居心地が悪い。それほどのものではないんでっていう気持ちが強いかな。あと過去も今と一緒に動いているものだからかな。物語として固定はできない。今次第で過去の意味も変わる。

でも書くのは、人と共有したいから。物語性ゼロだと、たぶん誰とも共有できない。

働いてた時に、「幸せ!ボンビーガール」のリサーチが入ったことがあった。使えるものは何でも使う方針だったので、広報媒体として数時間検討して、商品との相性とかイメージとしてむしろマイナスという判断で断ったけども、対外的に自分がそういう物語にあてはめられるのはなんともいえない感じだった。実際、貧乏ではなかったので、パンチのあるエピソードも披露できないし、出ても面白くなかっただろう。

勝手に決めつけないでもらえますか、っていうのはある。でも誰かが既に知ってる何かと全く重なるところがなければ共有できない。物語化を強く回避しはじめると、今度はその回避したい主体が強く出てくる。その間のバランスのどのあたりに置くかってことなんだろう。何について考えても結局バランスだなということになってしまう。


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